【有益な資格】FP3級は意味がないのではなく価値がないだけです

こんにちは。しょぼいサラリーマンの豆作(マメサク)です。

この記事を開いてくださったということは、

  • FP3級を取ろうとしている人
  • FP3級を取るだけの意味があるのか知りたい人
  • FP3級は取るだけの価値があるのか知りたい人

このような疑問をお持ちの人だと思います。

巷では、FP3級なんて取ったってなんの意味もないから無駄と言った意見を方々で聞いたりします。

だから、せっかく勉強してみようかなって思ってもなんだかモチベーションが上がらないですよね。

そこで、今回、僕が実際にFP3級を受験してみて分かったFP3級を取得する意味について解説したいと思います。

この記事を読むと、以下の状態になります。

  • FP3級の勉強に意味があることが理解できます
  • FP3級は資格としては価値がないことがわかります
  • それでもFP3級を取ろうと思えます

ちなみに、僕はちゃんと勉強してFP3級に合格しました。

 

【結論】FP3級は取るべきです

結論から言うと「FP3級は取るべき」です。

なぜなら、生きていくうえでとっても大切な「お金」の勉強だからです。

僕は数年前から株式投資で資産運用をしています(と言っても大した金額ではありませんが)。

また、経済の話やお金について書かれた本も好んで読んでいます。

ですから、「お金」については少しは知っているつもりでした。

だから、FP3級なんか余裕なんじゃないかと思っていました。

でも実際は、株式投資のチャプター以外はほぼ無知でした。

おそらく、あなたも「お金」に興味があるから「FP3級」にたどり着いているのだと思います。

そして、勉強を始めるとすぐに理解されると思いますが、あなたもきっとお金に「無知」なはずです。

だからそんな「無知」から抜け出すためにFP3級を取るべきだと言い切れます。

 

FP3級とは何か

一応、FP3級についての前提知識をご紹介しておきます。

FPとはフィナンシャル・プランニング技能士のことをいい、3級はその等級を示しています。

FPには、1級、2級、3級があり、3級が一番下(簡単な)の等級です。

学ぶ内容は、

  1. ライフプランニングと資金計画
  2. リスクマネジメント
  3. 金融資産運用
  4. タックスプランニング
  5. 不動産
  6. 相続・事業継承

この6項目です。

ちなみに、ご存知だとは思いますが、念のため明言しておきますとFPは国家資格です。

FPの資格を持っていると、お金にまつわる一般的な情報について相談に乗ったり、相談者のお金に関わるライフプランニングの提案をしたりすることができます。

 

FP3級を取得するためには

FP3級は国家資格ですので、資格試験に合格する必要があります。

FP3級の資格試験は「学科試験」「実技試験」に分かれています。

「学科試験」はまだしも、「実技試験って何!?」と思いましたか?

「実技試験」と言っても、ペーパーテストのマークシート解答ですので、もはや学科試験です。

FP3級の合格率は以下の通りです。

こんな感じです。

ご覧の通り、合格率は結構高いです。

正直、FP3級の試験自体は簡単です。

ここまでは、FP3急についての前提知識です。

それでは、次項から本題に入りましょう。

 

FP3級を取得することに「意味」はあります

冒頭にも書きましたが、巷ではFP3級をとっても意味がないとよく聞きますよね。

本当に意味はないのでしょうか?

少し視野を広げて考えてみます。

金融庁が実施したお金に関する金融リテラシー調査というものをご存知でしょうか?

調査は2019年に18〜79歳の2500人を対象に実施されました。

調査内容は設問に解答する形式で実施されました。

以下にその設問の一例を5つ紹介します。

『設問1』
家計の行動に関する記述のうち適切でないものはどれか?
①会計簿などで収支管理をする
②本当に必要か、収入はあるかなどを考えた上で、買うかどうかを決める
③収入のうち、一定額を天引きするなどして貯蓄する
④支払いを遅らせるため、クレジットカードの分割払いを多用する
⑤わからない
『設問1の答え』
答え.④(金融リテラシー調査結果正答率:55%)
2人に1人は不正解ということです。
『設問2』
100万円を年率2%の利息がつく預金口座に入れました。
この口座への入出金がなかった場合、5年後の口座残高はいくらでしょうか?
①110万円より多い
②110万円
③110万円より少ない
④上記の条件だけでは答えられない
⑤わからない
『設問2の答え』
答え.①(金融リテラシー調査結果正答率:43%)
複利の考え方ですのでちょっと難しい問題だったのかもしれません。
『設問3』
インフレ率が2%で、普通預金口座であなたが受け取る利息が1%なら、1年後にこの口座のお金を使っていくらぐらいの物を購入することができるでしょうか?
①今日以上に物が買える
②今日と全く同じだけ物が買える
③今日以下しか物が買えない
④わからない
『設問3の答え』
答え.③(金融リテラシー調査結果正答率:55%)
2人に1人は不正解ということです。
インフレの意味が問われている問題です。
『設問4』
保険の基本的な働きに関する次の記述から適切なものはどれか?
①リスク発生頻度は高いが、発生すると損失が大きな場合に有効
②リスク発生頻度は低いが、発生すると損失が大きな場合に有効
③リスク発生頻度は高いが、発生すると損失が小さい場合に有効
④リスク発生頻度は低いが、発生すると損失が小さい場合に有効
⑤わからない
『設問4の答え』
答え.②(金融リテラシー調査結果正答率:49%)
保険大好き日本人でも2人に1人は不正解のようです。
『設問5』
複雑な仕組みの金融商品の購入を検討するにあたって、適切な対応はどれでしょうか?
①仕組みがよくわからなくても、売れ行きが良ければ購入する
②仕組みがよくわからなくても、提供している金融機関が信用できれば購入する
③仕組みがよくわからなくても、高いリターンが期待できれば購入する
④仕組みを理解できて問題ないと思えば購入する
⑤わからない
『設問5の答え』
答え.④(金融リテラシー調査結果正答率:64%)
意外と不正解の人が多くてちょっとビックリな結果ですね。

いかがだったでしょうか?あなたは全問正解できましたか?

この結果を見ると、日本人のお金に関するリテラシーは決して高いとは言えそうにないですね。

お金は生活をするうえでとても大切なものです。みんなそのことは知っています。

でも、そのお金についての知識が低いのです。

仕方がありません。教えられていませんので当然の結果です。

しかし、教えられていないから知らないでは、大切なお金を守ることも増やすこともできません。

自ら学ばなければ何も知ることができません。

さて、話をFP3級に戻します。

FP3級の位置付けは、国民の金融アレルギーをなくすことにその目的が据えられています。

どうでしょう。税金の話となると、「うっ・・・」ってちょっとアレルギー反応が出ませんか?

こういったアレルギー反応をFP3級の勉強でなくそうというのです。

ちなみに、FP3級の勉強をしていれば、先程の設問は全て簡単に答えられます。

ここで、実際に僕がFP3級の勉強をして良かったと思ったことを紹介します。

僕はFP3級の勉強の中で「医療費控除」というものがあることを知りました。

「高額医療制度」という制度はその存在を知っていましたが、「医療費控除」はFP3級で学ばなければ知らないままだったと思います。

しかも、タイムリーなことにFP3級を勉強していた年、僕は医療費がたくさん必要だった年でもありました。

ですから、いきなりFP3級で学んだ知識が役に立ちました。

FP3級の勉強で「医療費控除」を学ばなければ、この年に控除を受けられませんでした。

このように知らなければ損をするかもしれないことをFP3級で学べます。

税金なんかは、ほぼ強制的に徴収されます。

何も知らなければ、必要以上に税金を納めているかもしれません。

それではただの払い損です。

国は「あなた、税金を多く払い過ぎていますよ」なんて教えてくれません。

僕にとって「医療費控除」がそうであったように、あなたもFP3級を学ぶことできっと何かの役に立つはずです。

また、僕はFP3級を学んだことでお金への意識も確実に変わりました。

お金のことは自ら積極的に学ばなければ誰も教えてくれないということがわかりました。

大きなお金が動くとき、「何か控除を受ける方法があるかもしれない」と意識的に動けるようになりました。

このようにFP3級の勉強には、お金に対する知識を学んだり、考え方を変える大切な意味があると確信しています。

 

ただし、FP3級の資格そのものには価値はありません

残念ながらFP3級を持っているからといって、就職や転職、昇給、独立なんかには役に立ちません。

世間からの評価は「ふ〜ん。ちょっとお金のことを知っているんだな」くらいなもんです。

「別に珍しくもなんともないな」って思われています。

それもそのはずで、FP3級は比較的簡単な資格ですので、資格保有者で溢れかえっています。

最近の合格者数は以下の通りです。

「学科」も「実技」もその年に合格してFP3級を取得する人は、ざっくりみて毎年9万人くらいです。

豆作
豆作

これは多いですね。

試験自体も難しくありませんので、この傾向はこれからも続くと思います。

つまり、FP3級は簡単に取得することができ保有者の多い資格ということです。

このことから、FP3級には資格としての「価値」はないと言えます。

資格としての「価値」を求めるのであれば、FP2級以上が必要になります。

FP2級の位置付けは「FPの知識を実践的に活かし、具体的なライフプランの提案ができる」といった感じです。

FP2級を持っている人で、個人で仕事を請け負って活躍している人もいらっしゃるみたいです。

例えば、「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトなどでお客さんのバランスシートの作成を請け負っておられます。

かっこいいですね。

 

おわりに

いかがだったでしょうか。

FP3級の「意味」「価値」について書いてみました。

FP3級は言うなれば「お金の一般教養」です。

でも、FP3級の資格に「価値」がないのであれば、わざわざ取得せずに勉強だけすればいいのでは?と思う人もいると思います。

そういった疑問はごもっともだと思います。

でも、考えてみてください。

勉強をするって何か目標がないとなかなかモチベーションが続かないと思いませんか?

せっかく勉強を始めても目標がなければ「もう、いいや」ってなってしまいがちです。

ですから、FP3級を取得するということは、お金の一般教養を身につけるという「意味」とは別に、そのゴールも設定するといったもう一つの大切な「意味」があると言えます。

さて、ここまで読んでくださった方ならFP3級の「意味」と「価値」について分かって頂けたかと思います。

ぜひ、あなたもFP3級の取得を目指して勉強を始めてみてください。

そして、合格したのちにFP3級の勉強に「意味」があったと思って欲しいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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