【電験教材】電験三種合格に必要な数学および電気の基礎勉強に役立つ意外な教材

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こんにちは。独学で電験三種を取得したしょぼいサラリーマンの豆作(マメサク)です。

さっそくですが、数学が苦手な人には少し気が重たいことですが、電験三種はご存知の通り、数学の基礎能力が絶対に必要です。

基本的には高校数学レベルは必要だと言われていますし、実際に電験三種の勉強をしていた時にそう感じました。

なかには、ラプラス変換などという大学の工学科レベルの数学知識が要求されることもありますが、そのような問題は例外ですのでとりあえずは無視で大丈夫です。

また、当然のことながら電気の基礎も絶対に必要です。

僕は、そのどちらも自信のない状態で電験三種に挑みました。

ですから、合格するまで本当に苦労しました。

そして、今現在、僕は「学び直し」に力を入れています。

しっかりと高校レベルの学力は身につけておこうと思っています。

具体的には、テレビCMなどでお馴染みの「スタディサプリ」という高校生向け教材を使って学び直しています。

そんな、「学び直し」を進めているなかで、僕は、

豆作
豆作

!!?、数学の基礎勉強は「スタディサプリ」で大丈夫やん!!

豆作
豆作

え!?、電気・電磁の基礎って高校物理なん?スタディサプリの範囲内なんや!?

ということを知りました。

今更ですが、先に「学び直し」をするべきだったかも・・・なんて思ったりもしています。

というわけで、この記事では以下のような人に、

  • 数学の基礎にあまり自信がない人
  • 電気の基本の「き」をまず知っておきたい人
  • なるべくスピーディーに基礎レベルはクリアしたいと思っている人

電験三種の勉強に「スタディサプリ」を利用することも、ひとつの手段として「有り」だとおすすめする記事になっています。

ご興味のある方は、このまま読み進めてもらえると嬉しいです。

その前に、「スタディサプリ」って何?という方は、「スタディサプリ」について書いた こちら≫≫≫【実感】スタディサプリが大人の学び直しに向いている理由 の記事を先に読んでもらえると、この記事の内容が分かりやすくなりますので、ぜひ読んでみて下さい。

簡単に言うと「スタディサプリ」とは、高校生を対象としたオンラインで講義を受講する教材のことです。

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スタディサプリと電験三種に必要な数学の基礎知識

僕は、電験三種の勉強にとりかかる際に、『完全マスター 電験三種 受験テキスト 電気数学(オーム社)』という参考書を購入しました。

理由は、まずは数学のおさらいから始めようと思ったからです。

この参考書の目次によると、電験三種に必要な数学知識は、

  1. 数学の基礎事項
    1. 数の分類と整数・分数・少数
    2. 数学で用いられる記号とその意味
    3. 約数と倍数
    4. 数値計算の順序と加減乗除の法則
    5. 無理数と虚数
    6. 代数式と書き方の約束
    7. 等式と不等式
    8. 比例と反比例
  2. 式の計算
    1. 計算問題を文字式に直すコツ
    2. 整式とその計算方法
    3. 因数と因数分解
    4. 分数式の計算
    5. 無理数・無理式の計算
    6. 指数式の計算
    7. 最大定理・最小定理・近似式の計算
  3. 方程式とその解き方
    1. 方程式とその性質
    2. 一元一次方程式の立て方と解き方
    3. 二元一次方程式の立て方と解き方
    4. 三元一次方程式の立て方と解き方
    5. 二次方程式とその解き方
    6. 分数方程式とその解き方
  4. 関数とグラフ
    1. 関数の表し方
    2. 座標とグラフ
    3. 一次関数、二次関数などのグラフ
    4. 関数の変化率と微分の基礎
  5. 三角関数
    1. 角度と角度の測り方
    2. 鋭角の三角関数
    3. 特別な角、一般角の三角関数
    4. 三角関数のグラフ
    5. 正弦波交流の表し方
    6. 三角関数相互間の関係
    7. 逆三角関数
    8. 正弦定理
    9. 余弦定理
  6. ベクトルと複素数
    1. ベクトル量とスカラー量
    2. 複素数
    3. ベクトルの各種表示法
    4. 複素数の加減算とベクトル表示
    5. 複素数の乗算とベクトル表示
    6. 複素数の除算とベクトル表示
    7. ベクトルオペレータ j と aドット
    8. ベクトル軌跡
  7. 伝達関数と周波数応答
    1. 伝達関数
    2. ブロック線図
    3. 周波数伝達関数と周波数応答
    4. 対数と計算法
    5. 増幅度、利得と対数
    6. ボード線図
  8. 2進数と論理式
    1. 2進数の計算
    2. 論理代数と2進数
    3. 論理代数の基本定理
    4. 論理回路の簡単化

となっています。

まぁ、なんとなく分かりそうなものもあれば、自信ないなぁってものもあるかと思います。

・・・とにかく、まず言えることは「多っ!!」

しかも、独学なら当然のことですが、これらを自力で勉強しなければなりません。

僕は正直、できる気がしませんでした・・・いや、できませんでした。

ですから、数学の基礎レベルに不安を抱えながら電験三種の勉強に取りかかりました。

そして、案の定、苦戦しました。

豆作
豆作

だ、だれか、教えてください・・・

こんな状態でした。

今の僕なら、当時の僕にこう教えてあげられます。

「スタディサプリで電験三種に必要な数学の知識のほとんどが学べるよ」って。

電験三種に必要な数学の知識は基本的には高校レベルですので、「スタディサプリ」でほぼほぼクリアできるというわけです。

ただし、上述の『完全マスター 電験三種 受験テキスト 電気数学(オーム社)』の目次にある「7 .伝達関数と周波数応答」と「8 .2進数と論理式」は残念ながら「スタディサプリ」の範囲にはありません。

こればっかりは仕方ありません。

スタディサプリで学べる電気・電磁の基礎

しつこいようですが、僕がスタディサプリで「学び直し」をしていることはこれまでに述べたとおりです。

とりあえずは、メインに数学をやり直しているのですが、ふと、高校の物理ってどんなことを学ぶのだろうと興味本位で物理の講座を覗いてみたところ・・・

「!!?」

高校物理でこんなに電気を習うのかー!?

僕は工業高校の機械科でしたので、物理の授業はそれほど単元が多くはありませんでした。

ですから、まさか、電気・電磁を高校の物理で学ぶなんて全く知りませんでした。

そこそこ本気で電気の勉強ですね。

というわけで、「スタディサプリ」で学べる電気に関係する講座を紹介します。

  • クーロンの法則・電場と電位
  • 電気抵抗と直流回路
  • コンデンサー
  • ローレンツ力
  • 電流と磁場
  • 電磁誘導
  • コイル
  • LC振動回路
  • 交流

これだけあります。

基本的に上記の単元ごとに「スタンダードレベル」と「トップ&ハイレベル」の2クラスが用意されています。

なお、1単元が3〜4つのチャプターに分けられており、1つのチャプターで大体10〜20分の講座で構成されています。

豆作
豆作

けっこうなボリュームですよ!

そして、その講座の雰囲気は以下の画像のような感じです。

右側にテキスト、左側に講師と板書のスタイルです(PCで講座を視聴する場合)。

「スタディサプリ」で学ぶ電気・電磁については電験三種の内容からすれば確かに基礎レベルのことですが、僕のように全くの電気素人からすればとてもありがたい授業だと思いました。

基礎レベルとは言いましたが、普通にそのまま電験三種の理論科目に通用するレベルです。

電気素人状態で電験三種の勉強を始めて苦労するよりも、基礎を固めてから進む方がはるかに効率的な方法だと思います。

何事にも順番というものがあり、勉強にも例外なく順番というものがあると思っています。

スタディサプリはコスト面でもおすすめ

ここまでで「スタディサプリ」が電験三種の数学と電気の基礎勉強に意外と適した教材であるということが伝わったかと思います。

ちなみに「スタディサプリ」の提供元は有名企業のリクルートです。

そして、大学受験生のシェアを獲得するために、その道では一流の講師陣を集め、ボリューム満点の教材に作り込まれています。

ですから、大学受験生の二人に一人がスタディサプリを受講しているとも言われています。

確かに、テレビCMで「神授業」と宣伝していますが、これは決して大袈裟ではないと思います。

僕が記憶している高校生時代の学校の授業とは教え方のレベルが違います(個人的な感想ですが)。

とても理解しやすいです。

しかし、「どうせ教材を購入するなら電験三種専門の方が良いのでは?」と思われる方もいらっしゃると思います。

それはそれで全くもって正解だと思います。

むしろ、費用さえ気にならないのであれば、それが一番だと思います。

しかし、できれば、なるべく独学で費用を抑えたいという気持ちがこの記事を読んでくださっている方の本音かと思います。

「スタディサプリ」は数学と電気・電磁の基礎しか学べませんが、費用面でかなり優れています。

月契約と年契約のいずれかを選べますが、月契約の月額費用は参考書を一冊購入する程度の費用です。

月契約なら、目的を果たせば解約できますので最小コストで基礎が学べます。

僕個人的にはスタディサプリで「学び直し」をしていて、「本当によくできた教材だなぁ」と思っていますので、数学・物理意外の勉強も息抜きがてらに「有り」かなと思っていますし、例えばお子様がいらっしゃるのであれば、そのままお子様の教材として使えますので、どうせなら使い倒した方がいいと思っていますが…。

とにもかくにも電験三種合格が最優先ですので、ここは余談でした。

なお、「スタディサプリ」には無料期間というものが設けられていますので、とりあえず試してみることもできます。

とりあえず、やってみようと思う方はこちらから始められます▼
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おわりに

いかがだったでしょうか。

「スタディサプリ」が電験三種の基礎勉強に役立つ教材だということが伝わり、ちょっと検討してみようと思ってもらえたのであれば嬉しいです。

別に「スタディサプリ」で基礎勉強をせずとも電験三種は合格できます。

僕がそうでしたので、それは間違いないです。

しかし、数学の基礎に自信がない方や電気初学者の方の勉強効率を高めてくれることも間違いないです。

電験三種の勉強は間違いなく長期戦になります。

そして勉強時間の確保がかなり重要になってきます。

ですから、基礎にかける時間はなるべく少なくした方が良いに決まっています。

「スタディサプリ」を上手に利用することで少し近道ができるかもしれません。

検討してみる価値はあると思います。

スタディサプリについて、もう少し知りたいと興味がわいたのであれば、「大人の学び直し」として、スタディサプリのことを書いた以下の記事も読んでみて下さい。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

この記事を書いた人
しょぼいサラリーマン

ゆっくりとできることを誠実に一歩ずつをモットーに毎日サラリーマンしています。

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