こんにちは。しょぼいサラリーマンの豆作(マメサク)です。
この記事を見てくださっているということは、これから第二種電気工事士の資格を取得しようと考えているけれども、
- 電気は全くの素人だけれども第二種電気工事士資格を取得できるか知りたい
- 独学でも合格できるか知りたい
- どんな勉強をすればよいのか知りたい
- 効率的な勉強方法が知りたい
といった疑問をお持ちの方ではないでしょうか。
まず先に結論から言いますと、普通に勉強すれば素人でも独学でも絶対に合格できます。
この記事を最後まで読むと、
- 第二種電気工事士試験とはどんな試験なのか
- どんな勉強をすれば良いのか
- 実技試験ってどういったものなのか
- どんなテキストが良いのか
- どんな工具が必要なのか
- 実技試験の練習に必要な物は何か
といったことが全部わかるようになっています。
まずはじめに、この記事を書いている僕は、
僕が第二種電気工事士に合格したのは 2013年ですので、少し昔の話です。
それでも、勉強する方法は今も昔も全く同じです。
僕は全くの素人でしたけれども、独学で一発合格しました。
独学でもしっかりと勉強をすればこの第二種電気工事士はそれほど難しい資格ではありません。
しかし、当たり前のことですが、勉強をしなければ確実に落ちる試験でもあります。
この第二種電気工事士の資格は電気関係の資格の中では、「登竜門」的な位置付けではないかと思っていますが、僕の知人にこの資格を武器に独立して活躍している人がいます(年収は僕のサラリーマン年収を軽く超えています)。
このことからもわかるように第二種電気工事士はそれだけで武器になる国家資格ですので、しっかり勉強して一発合格を目指しましょう。
この記事が、これから第二種電気工事士を目指す方の少しでもお役に立てれば嬉しいです。
それでは始めます。
第二種電気工事士受験時の僕のスペック
僕は一応、偏差値50程度の機械工学科の大学卒です。
機械を専攻していましたので、電気のことは全くの素人でした。
「オームの法則」の名前くらいは知っているといった程度です。
仕事も機械設計をしており、電気の「で」の字も関係ない職種です。
電気と関わると言えば、仕事で購入したモーターを自社の製品に取り付ける程度ですので、電気に詳しくなくても問題ありません。
ちなみに数学も苦手です。
こんな感じのどこにでもいるただのサラリーマンです。
第二種電気工事士試験について
この記事を読んでくださっているということなので、すでに第二種電気工事士試験の概要はご存知かと思いますが、念のために書いておきます。
第二種電気工事士試験は「筆記試験」と「実技(技能)試験」に分かれていますので、それぞれについて簡単に紹介しておきます。
筆記試験
資格取得にはまずは、「筆記試験」に合格する必要があります。
「筆記試験」はよくあるマークシート方式で試験時間は2時間(しっかり勉強していれば十分すぎる時間です)です。
合格点は 60点以上となっています。
試験は一年に2回実施されており、上期試験が5月下旬と下期試験が10月初旬に開催されています。
「筆記試験」の合格率は、
1985年から2019年までの合格率の推移は概ね 50% 〜 65% 程度となっています。
実技試験
見事「筆記試験」に合格すると、「実技試験」の試験案内が届きます。
「実技試験」はその年の課題として予め与えられた13種類の中から試験日に一つ指定され、それを実際に試験会場で工作する試験です。
試験時間は 40分です。
これはかなり短いです。
「実技試験」の合格率は、以下のような推移です。
この「実技試験」の合格率の推移を見てみますと、1985年〜2005年の間は難しい年もあったのでしょうか、かなり低い年がありますが、ここ最近は 65% 前後で安定しているように見えます。
ちなみに、あまり考えたくないことではありますが、もし、仮に「実技試験」に落ちてしまった場合は、「筆記試験」免除制度がありますので、次回の「筆記試験」が免除されます。
つまり、前期の「実技試験」で落ちてしまったら、下期の「筆記試験」は免除されて下期にもう一度「実技試験」が受けられるということです。
考えたくはありませんが、さらに再度「実技試験」で不合格になってしまっても、また、次回の「筆記試験」は免除されます。
このように「実技試験」は再チャレンジのチャンスがあります。
とは言え、できれば一発で合格したいところです。
第二種電気工事士試験の難易度
第二種電気工事士試験の難易度を表す偏差値は「44」と言われています。
どちらかというと簡単な部類に入るのではないでしょうか。
ただ、「実技試験」については実際に工作をする試験となりますから、工作が得意な人にとっては「実技試験」も簡単かもしれませんが、苦手な人にとっては難しい試験だと思います。
工作が苦手な人は合格するためにたくさんの練習が必要です。
「実技試験」対策についてはこの記事の後半に書いています。
勉強方法
さて、本題の第二種電気工事士試験合格に向けた勉強方法について書いていきたいと思います。
「筆記試験」と「実技試験」のそれぞれについて、僕が実際に行った勉強方法を分けて紹介していきます。
第二種電気工事士試験からは少し脱線しますが、「勉強」方法について何か参考になる本はないかという人には≫≫【勉強方法を学ぶためにおすすめな本【3選】/今現在勉強を頑張っている人は読んでおいて損はない】も良かった読んでみてください。
筆記試験対策(おすすめテキストも紹介)
僕が実施した「筆記試験」対策では「満点」を狙うには不十分な勉強方法ではありますが、「とにかく合格したい」という方の参考にはなると思います。
第二種電気工事士に求められていることは、電気理論などの知識よりもどちらかと言えば、電気工事の適切な施工方法や遵守すべき法令、特殊工具の使い方などがしっかりと理解できていることが求められていると思っています。
ですから、「筆記試験」には確かに難しい電気理論を問う計算問題も出題されることがありますが、計算問題は「苦手だなー」と感じる場合は捨ててしまっても、他の記憶問題に配点のウエイトがありますので記憶問題をしっかり勉強していれば十分合格できます。
そんな「筆記試験」の試験対策にはおすすめの勉強優先順位というものがあります。
それは、以下の順番です。
- 電気機器および配線器具、材料や工具の名称と用途を覚える。
- 図記号の名称と意味を覚える。
- 電気工事の施工方法と配線設計を覚える。
- 検査方法と法令を覚える。
- 複線図を理解する。
- 理論問題を頑張る。
「1.」〜「4.」までで、ほぼ合格できます。「5.」までできれば完璧です。
「5.複線図を理解する」は、後述の「実技試験」の勉強方法で説明していますので、そちらを参照してもらえればと思いますが、この「複線図」は「実技試験」では必須の項目ですから、できれば「筆記試験」の勉強中に理解しておくと良いかと思います。
最後の「6.理論問題」は余裕があれば、勉強しようという程度で良いと思います。
ちなみに僕は難しい問題は潔く全部捨てました。
では、具体的にどんな感じで勉強をしたのかについて、以下の順番で書いていきます。
- どんなテキストで勉強したか
- どのくらいの期間、どのくらいの勉強強度で勉強したか
- 結果はどうだったか
どんなテキストで勉強したか
僕が「筆記試験」のテキストで使用したものは「過去問題集」のみです。
僕は一冊の「過去問題集」を何回も何回も繰り返し解きました。
ただし、「過去問題集」と言ってもいろいろあります。
おすすめなのは、別の参考書が不要なくらいしっかりと解説が載っているものです。
当時、僕がどんな「過去問題集」を使ったいたかを忘れてしまったので、改めて本屋さんで教材を見てみたところ【日本電気協会:第二種電気工事士筆記問題集(この一冊で全てOK)】がとても分かりやすくて良いと思いました(この記事の最後にリンクを貼っておきます)。
もう一度、受験するのであればこの【日本電気協会:第二種電気工事士筆記問題集(この一冊で全てOK)】を使うと思います。
どのくらいの期間、どのくらいの勉強強度で勉強したか
試験日の1ヶ月前から、平日は仕事後に1〜2時間、休日は2〜3時間程度で合計60時間くらいは勉強しました。
勉強の強度はというと、そんなに根を詰めずに適度に休憩しながら頑張るスタイルです。
先にも触れましたが、第二種電気工事士に求められている能力は、決められたルールをしっかり記憶・理解し、その記憶・理解した知識をちゃんと使えるかどうかだと思いますので、勉強スタイルは記憶問題がメインとなります。
何かを記憶するという作業は、「今日中にここまでは覚えなければ」というように頑張ってみたところで、あまり記憶に残らないということはなんとなく分かってもらえるのではないでしょうか(短期記憶というやつです)。
どちらかというと、時間をかけて少しずつ繰り返しながら記憶する方法がベストだと思います(長期記憶に残るというやつです)。
ですから、とにかく時間をかけて「過去問」を繰り返し何回も何回も解いて記憶していきました。
「覚えることが苦手」という人もいらっしゃると思います。
分かります。その気持ち。
でも、こればっかりは覚えなければ仕方ありません。
焦らずにゆっくりと時間をかけてとにかく繰り返せば、案外覚えられることに気がつくと思います。
この勉強法で大切なことは、時間的に余裕があることです。
試験までに「もう時間がない」なんて状況では心にも余裕がなくなってしまい、「こんなやり方で本当に良いのか?」というふうに焦ってしまいます。
せっかく受験すると決めたのですから、「合格」するためにまずは時間をしっかり準備することをおすすめします。
結果はどうだったか
こんな記事を偉そうに書いているくらいですから、もちろんこの勉強方法で「筆記試験」は一発合格でした。
分からない問題もありましたが、7割正解の出来でした。
第二種電気工事士の「筆記試験」は6割正解で「合格」ですから、この勉強方法でも十分合格射程圏内ということです。
実技試験対策(おすすめテキストも紹介)
「筆記試験」に比べてこの「実技試験」はしっかりと「満点」を目指すように努力しました。
第二種電気工事士に求められている能力は、やはりなんと言っても「技能」だと思います。
「実技試験」は先述したとおり、予め13種類の課題が公表され、試験当日にその課題の中から一つが出題されます。
そして、試験当日にその課題の施工方法に何らかの施工条件が試験課題として追加指示されます。
この施工条件に確実に対応できるようにならなければなりません。
えっ?・・・えっ!?
なになに?
試験当日に追加指示される・・・って、なに?
どういうこと?
これは試験運営側から考えると理解しやすいと思いますが、実技試験は予め試験課題を公表してますので、意味を理解せずにそのまま丸覚えしているだけの人が出てくることが想像できます。
運営側としてはそんな人は合格させたくないわけです。
だから、ちゃんと理解して工作作業しているよね?ってことを確かめるために、ちょっと課題を付け足すわけです。
そして、これを突破するためには、「単線図」を「複線図」に書き起こす能力が必須となります。
えっ!?
いきなり「単線図」とか「複線図」とか言い出したけど、・・・どうした?
・・・と思われるかもしれませんが、「実技試験」ではかなり重要なワードになります。
簡単にいうと「単線図」とは、電気機器と配線の関係を簡単に示す図面のことを言い、電気機器間の配線は一本の線で表現されています(次の図のようなもの)。
ちなみに、予め公表される実技試験の13種類の課題は全て「単線図」で表されています。
そして「複線図」とは、「単線図」で一本の線で配線を表現していたものを、実際の配線の本数に書き直し、電気機器と配線との結線点(配線をつないでいる箇所)を分かりやすく表した図面(次の図のようなもの)のことを言います。
この「複線図」が何のためにあるのかと言いますと、「単線図」では配線をどのように結線するのか分かり難いので、配線作業者が配線作業を間違わないように分かりやすくするためにあります。
ということは、実際に仕事で配線作業をする第二種電気工事士には「単線図」を「複線図」に展開することができ、かつ、それを読み解く能力が必須のスキルであると言えます。
そして「実技試験」では、この「複線図」に施工条件として試験当日に追加指示される項目を反映させられるかどうかが、「実技試験」を突破するカギになります。
先にも触れましたが、試験時間が 40分とかなり短いですから、この「複線図」は2〜3分程度で書けるようになる必要があります。
そのためには、この必須スキルの「複線図」を書くための、「複線図」を書くルールをしっかりと理解しなければなりません。
だからと言って、難しく構える必要はありません。
しっかりと参考書を見ながら順を追って学べばそんなに難しくありませんので、安心してください。
さて、それでは、僕が「実技試験」対策として具体的にどんなことをしたかを以下の順番で書いていきます。
- どんなテキストで勉強・練習したか
- どのくらいの期間、どのくらい勉強・練習したか
- 結果はどうだったか
どんなテキストで勉強・練習したか
テキストは全課題の「複線図」の書き方と施工手順を一冊で解説してくれているものがおすすめです。
施工方法を DVD で解説してくれているものであれば、なお良いです。
当時、僕がどんな教材を使っていたかは忘れてしまったので、改めて本屋さんでテキストを見てみたところ【ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士技能試験すい〜っと合格:入門講習DVD付】がとても分かりやすくて良いと思いました。
もう一度、受験するのであればこの【ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士技能試験すい〜っと合格:入門講習DVD付】を使うと思います(この記事の最後に紹介しておきます)。
「実技試験」対策のテキストもこの一冊だけで十分です。
ただ、テキストはこれで十分なのですが、「実技試験」の練習には「工具」と「材料」が必要です。
当然ですが、「実技試験」当日にも自前の「工具」が絶対に必要です。
「工具」については最低限必要な「指定工具」というものが第二種電気工事士試験案内に記載されています。
内容としては、ザックリと電動工具以外の全ての工具は使用可能と書いています。
ただし、「リングスリーブ用圧着工具」は JIS C 9711 に適合する圧着マークが圧着した箇所に刻印されるものが求められています。
圧着マークが刻印されていなければ欠陥の対象になります。
えっ?・・・えっ!?、なに?圧着工具で刻印で・・・欠陥?
はい。その気持ち、とてもよくわかります。
当然のことながら、全くの素人だった僕は「ちょっとなに言ってるのか分からない」ってなりました。
リングスリーブ用圧着工具というものはこんなやつです。
電線と電線を繋げるときに使う専用工具です。
電線と電線を繋げるとは、「リングスリーブ」という部品をリングスリーブ用圧着工具(上の写真の工具)で圧着して繋げることを言います。
そして、圧着マークの「刻印」というのは、電線と電線を「リングスリーブ」を圧着して繋げた際に「リングスリーブ」に「○」、「小」、「中」といった「刻印」をすることです。
言葉では分かりにくいと思いますので、次の写真を見てもらうと意味が分かってもらえると思います。
ちなみに、当然なのですが「実技試験」では、適切な電線サイズおよび電線本数と適切なリングスリーブのサイズを適切なリングスリーブ用圧着工具のダイス位置(※)で圧着されていることが求められます。
※ダイス位置とは上の写真の「リングスリーブを圧着している様子」を見てもらうと分かると思いますが、「1.6 × 2」、「小」、「中」の三つの圧着する箇所のことを指します。
なんか難しいことを言っているような気がしますが、これも参考書をしっかり読んで実際に練習すれば、特に難しいことはありません。
あと、この「工具」について、僕は最低限必要な「指定工具」以外に【VVFストリッパー】も用意しました。
この【VVFストリッパー】とは、配線の被覆を剥く時に大活躍してくれます。
下の写真を見てもらえば、イメージがわくと思います。
【VVFストリッパー】を適切な電線サイズの位置で「ギュッと握って」、「スーっとスライド」させると電線の被覆が簡単に剥けます。
この「工具」がなくても、電工ナイフで電線の被覆を剥ければそれで問題ないのですが、「実技試験」は 40分しか作業時間がありませんので、作業効率を考えると必須アイテムだと思います。
少し話がそれましたので、もとに戻します。
とにかく、「実技試験」には工具が絶対に必要になります。
これから、電気工事士として工具を使うことが決まっているのでしたら、特に気にすることはないかもしれませんが、「工具」はそれなりに高価なものですので、誰かに借りられるのであれば借りた方が出費は抑えられます。
僕は、借りられる人がいませんでしたので、ネットで一式セットを購入しました。
「工具」はこれで、解決したとしても、まだその年の試験課題を練習するには、課題に必要な「材料」も集めなければなりません。
この「材料」はホームセンターなどでかき集めることは可能ですが、結構大変な労力が必要となります。
素人の僕は、そもそも「なにそれ?」状態でしたので一人で集めるのは不可能でした。
しかし、世の中は便利なもので、その年の「実技試験」に対応した準備万端シリーズという名で「材料セット」が売っているのです。
僕は迷わずそれを利用しました。
こちらもそこそこの出費です。
ちなみに、準備万端シリーズには、その年の「実技試験」に対応した「材料セット」がレンタルできる▼▼こんなサービス▼▼もあります。
このサービスの何が嬉しいって、実技試験の練習で使った配線や配線の切れっ端なんかもまとめて返却できるってところです。あと片付けがめっちゃ楽ちんです。
詳しくは上記のリンクから詳細を確認してみてください。
僕が受験した時にこのサービスがあれば、絶対こっちを利用していただろうな・・・
これで、「実技試験」対策である「教材」、「工具」および「材料」の準備が完了です。
あとは、ひたすら練習するのみです。
どのくらいの期間、どのくらい勉強・練習したか
「筆記試験」の通知を受け取ってからすぐに、必要な「教材」と「工具」と「材料」を手配し、全てが揃ってからは「実技試験」の前日まで毎日一つ以上の課題を複線図の書き方から実際の工作作業の練習をしました。
最終的には、一つの課題を3回ずつ練習しました。
これだけやれば、ほぼ完璧に工作作業ができるようになります。
しっかり練習したという実感がありましたし、これで大丈夫だと思えるくらいの自信もつきます。
結果はどうだったか
結果を自己採点することはできませんので、「満点合格」だったのか「ギリギリ合格」だったのかは知る由もありませんが、とりあえず合格でした。
自分で言うのも何ですが、僕としては「満点」だったと思っています。
そう思えるくらい練習したと言うことです。
試験当日に感じたこと
「筆記試験」については、ほどよい緊張感があったということぐらいしか記憶にありませんが、「実技試験」は、他の受験者さんの作業している音が聞こえますので、その音がちょっと気になりました。
あと、作業台がけっこう狭かった(試験会場にもよるのかも知れませんが)ので、自宅で練習する際は「よくある折りたたみ式の会議室のテーブルの半分くらい」のスペース(横600×奥行き300)を意識しておいた方が良さそうです。
「実技試験」では、一般的には「複線図」を書くところから始まるのですが、まだ僕が「複線図」を書いている途中から、すでに工作の音が聞こえてきたりします。
「えっ!?もしかして自分は遅いのか?」って、けっこう焦ったりします。
焦るとミスをしてしまいます。
しかも、工作の終盤でミスに気づくと、「もはやこれまで・・・」というように修正が困難になります。
ですから、周りの音に影響されて焦ってしまわないためにも、しっかり練習して絶対大丈夫と思える自信をつけて下さい。
試験に落ちてしまうとそれまでです。
練習する時間はしっかりとありますので、後悔しないように頑張って下さい。
おわりに
いかがだったでしょうか。
受験対策の参考になったのであれば嬉しいです。
冒頭でも触れましたが、第二種電気工事士は国家資格ですし、武器になる資格です。
受験対策では「工具」や「材料」など、少し出費がかさむところもありますが、そこは初期投資として受け入れるほかありません。
ただ、この出費については以下のようにポジティブに考えられます。
「工具」については、今後、友達や会社の同僚などで第二種電気工事士を受けようとする人がいれば貸してあげられます。
「材料」についても、「工具」と同じく貸してあげられますし、ヤフオクやメルカリなどで出品することでリセールすることだってできます。
こんなふうに「合格」後に、すぐに他の人の役に立つことができますので、少しくらいの出費はポジティブに捉えられるのではないでしょうか。
なにはともあれ、この記事を最後まで読んでくださったということは、おそらく第二種電気工事士試験を受験されることを決意されている方だと思います。
しっかりと勉強して合格して下さい。
最後まで読んでくださり有り難うございました。
最後の最後に記事中で紹介したおすすめ「教材」と実際に僕が購入した「工具(※1)」、「材料(※2)」とおすすめのサービスをもう一度載せておきます。
※1:基本工具 + あると便利な電線の被覆を簡単に剥くことができるストリッパー工具付きですのでちょっと高価です。ストリッパー無しもあります。
※2:13課題を3回分の材料ですので、これもちょっと高価です。材料1回分のセットもあり、これは少し安いです(一番最後にリンクを載せています)。
僕は完全素人でどうすれば良いのか分からなかったので、3回分のセットを購入しましたが、1回分のセットを購入して、一通り練習すると、消耗品として何を追加すれば良いのかわかりますから、追加する分だけホームセンターで買い足すことで、安くすることもできたなと思いました。
▼▼おすすめのサービス:実技試験練習用材料レンタルセット▼▼
コメント