こんにちは。しょぼいサラリーマンの豆作(マメサク)です。
電験三種って「電気素人では合格できない?」、「独学で本当に合格できるの?」、「サラリーマンだと勉強する時間がないから無理?」、「やっぱり、凡人には厳しい資格?」なんて思っていませんか?
まず初めに断言しておきます。
電験三種は電気素人の平凡なサラリーマンであっても独学で合格することが可能です。
ただし、簡単な道のりではないです。
今回は、そんな難関国家資格である第三種電気主任技術者(通称電験三種)に独学で合格した僕なりの勉強方法を書きたいと思います。
2016年電験三種初受験・・・・・・・・惨敗
2017年電験三種「理論」・・・・・・・科目合格
2018年電験三種「電力」「法規」・・・科目合格
2019年電験三種「機械」・・・・・・・科目合格
4年間勉強して電験三種を取得
さて、この記事を見てくださっているということは、もちろん電験三種を独学で取得しようと思っている方や今現在勉強中の方だと思います。
僕も、受験勉強中はしょっちゅう電験三種に関する記事を検索していました。
と言いますのも、僕は、電験三種の勉強を始める前や、勉強している時に、以下のような疑問や不安でいっぱいだったのです。
- 勉強範囲が広すぎないか?
- 本当に全部できなきゃならないのか?
- 内容が難しすぎないか?
- 本当にこんな勉強方法で良いのだろうか?
- もっと効率の良い勉強方法があるのではないか?
- とてもこの勉強スピードでは終わりそうにないが?
- 自分だけがこんなにできないのか?
このような疑問や不安を取り除きたいがために、いろいろな人の経験談や勉強方法などを読みあさり、何か良い情報がないかとネットを彷徨っていました。
ネットには四教科全てを一発合格した人や、科目合格で何年かに分けて合格した人など、いろいろな人や方法があり、とても参考にしていました。
なにより、電験先輩方の経験談を読んでいますと、勉強の励みにもなっていました。
でも、やっぱりいつも【本当のところ】がよく分かりませんでした。
ですので、これから書きます僕の勉強方法は、当時の不安な気持ちの僕に向けて答えるつもりで書きました。
そして、この記事がこれから受験される方の少しでもお役に立てられればと思っています。
最後まで読んでいただけると、きっと電気素人でも、サラリーマンでも、凡人でも、合格することができるということをわかってもらえると思っています。
それでは、始めます。
僕のスペック
まずは、参考までに僕がどの程度の者か。
年齢は30代後半で、仕事は機械設計をしています。
大学卒ですが、偏差値は50程度の普通の機械工学系です。
一応、理系ですが、数学などは苦手で当然のことながら微積分なんかはさっぱり分かりません。
電気の知識はほとんどありませんでしたが、電験三種の受験勉強を始める一年前に第二種電気工事士の資格は取得していました。
こんな感じの、どこにでもいるただの平凡なサラリーマンです。
なぜ第三種電気主任技術者試験を受けようと思ったのか?
勉強方法の話から逸れてしまいますが、僕が電験三種を受けようと思った動機についても書かせてもらいます。
特に勉強方法とは関係ありませんので、読み飛ばしてください。
先にも書きましたように、僕は本当に平凡な能力しかない人間です。
なにをやっても普通です。
別に普通が悪いのではないのですが、どこか、心のどこかで、このままの自分ではいけないと思っていました。
でも、そんなことを思っているだけで、ただただ時間が過ぎていくばかりでした。
気付けば、30代。そんな自分にコンプレックスがありました。
だから、自分を変えるために何かに挑戦しようと思ったわけです。
成長するためには、難しいけれどもやってやれないことはないレベルのものが良いと言われています。
そういうわけで、自分には難しいであろう電験三種を受けようと決めたのです。
そんな理由なら別に電験三種でなくてもいいのでは?と思いますが、挑戦するからには形にしたいと思いましたし、それなりの国家資格であった方が良かったので、僕には電験三種以外考えられませんでした。
これが、受験しようと決めた理由です。
第三種電気主任技術者試験は難しい?
先にも書きましたが、電験三種を受ける前に第二種電気工事士を受験していました。
その第二種電気工事士は、正直、一ヶ月くらいしか勉強をしていませんでしたが、合格しました。
もしかして、電気って簡単なのか?
こんな風に電気のことを勘違いしてしまっていましたので、心のどこかでは、もしかしたら電験三種も簡単なのかもしれないと思っていたと思います。
でも、甘かったです。
めちゃくちゃ難しかったです。
格が違いました。
ご存知の通り、範囲が広すぎるうえにしっかり理解していないと全く太刀打ちできません。
正直、勉強を始めて直ぐに諦めようとさえ思いました。
ちなみに、ネットの資格試験難易度偏差値の紹介では、
第二種電気工事士の偏差値・・・・・【44】
第三種電気主任技術者の偏差値・・・【58】
です。
科目合格制度について
ご存知の方がほとんどだと思いますが、電験三種には科目合格制度というものがあります。
僕は、この科目合格制度の範囲を最大限利用して電験三種を取得しました。
この科目合格制度について紹介しておきます。
電験三種は「理論」、「機械」、「電力」、「法規」の四教科全を合格しなければなりません。
一年で四教科全てに合格することができれば、もちろんそれが一番なのですが、電験三種は難しい試験ですので救済措置のようなものが設けられています。
それが科目合格制度というわけです。
では、科目合格制度とはどういうものかと言いますと、例えば、電験三種受験初年度に「理論」だけ合格したとするならば、その「理論」合格の資格を次の年とその次の年の2年間保有することができます。
しかし、残念ながら、2年間の保有期間をすぎるとその資格は失効してしまいますので、せっかく合格したはずの「理論」をまた受験しなければならなくなりまます。
つまり、電験三種のいずれかの教科に科目合格したならば、その年を起算に3年間のうちに全教科について合格すれば晴れて電験三種を取得できるという制度です。
図で表すと、以下の様になります。
ちなみに、僕は「理論」を合格した次の年に「電力」と「法規」に合格し、その次の年に「機械」に合格しました。
もし、「機械」が不合格になっていれば、その次の年は「理論」と「機械」を受けなければならなかったということです。
使った教材
僕が使った教材は、以下に示すもので全てです。
・オーム社:完全マスター電験三種受験テキスト【理論・機械・電力・法規】
この参考書は、僕のような電気素人や数学が苦手な人間からすると少し説明不足なところがあったように思います。
そこは知っているものとして解説が始まっていたり、計算式などでは式の導出過程が省略されていたりしていますので、理解するのに苦労しました。
ご存知の通り電験三種は範囲が広いですから、いちいち細かく説明してられないのでしょうけど、少し不親切かなと思います。
なんとか僕はこの教材で頑張りましたが、もっと他に良い教材があるかもしれません(この記事の最後に一応リンクを載せています)。
・電気書院:電験三種過去問題集
この過去問題集はかなり秀逸です。
問題を左ページに、回答を右ページに記載しているので、とても使いやすかったです。
特筆すべきは、過去問の解説がかなり親切に書かれていることです。
僕はこの解説にかなり助けられました。解説をしっかり読むことで理解が深くなっていくことを感じました。
もし、まだ持っていないようでしたら、これは絶対に手に入れておくべきです。
この過去問の解説を見ると見ないとでは理解度に差が出てしまうと言っても過言ではないと思います。僕は本当にこの過去問に助けられました。
・SAT:第三種電気主任技術者合格講座【機械編】
こちらは SAT の通信講座の教材です。
僕は「機械」を3年目に受験しましたので、科目合格制度の都合上、もう後が無い状況でした。
ですから、「機械」だけは講座を購入しました。
やはり勉強というのは、講義を受ける方が理解しやすいことは間違いありません。
この講座で学んだことは確実に生きています。
でも、お値段(税別¥49800)がそこそこします。
じゃあ、この講座を受けなければ受からなかったのかと言えばそんなことはなかったと思います。
あくまで補助的な教材でした。
ですが、今思えば、まず初めに右も左も分からずに自力で「理論」を勉強していましたが、「理論」をこの SAT の通信講座の教材でしっかり学べば、もしかしたらもう少し楽だったのかも知れません。
・ノート
まあ、これは見ての通りただのノートです。
ノートの使い方としては、まとめノートとかを作るのではなく、ひたすら問題を解くためだけに使いました。
初めの頃はまとめノート的なものを作っていたのですが、途中からノートにまとめている時間がもったいないと思いやめました。
資格取得までの期間
もうすでに何度か資格取得にかかった期間については書いていますが、改めてもう一度言わせてもらいます。
4年かかりました!
最初の1年目は、完全に舐めてかかっていましたので惨敗でした。
この最初の1年目で電験三種があまりにも難しいことを痛感しました。
あと、サラリーマンしながら電験三種に挑戦するとなると、勉強時間の確保という点でそれなりの覚悟が必要な試験であることも理解しました。
世の中には、1年で四教科全てに合格されている方も大勢いらっしゃるようですが、そんなことは僕にはとても不可能でした。
ですので、科目合格制度の範囲内を最大限に使って挑戦することにしました。
具体的には、1年目に【理論】の合格を目指し、2年目で【電力】と【法規】を合格、3年目に【機械】を合格するというプランを立てました。
そして、プラン通りに3年で無事合格することができました。
というわけで、最初の惨敗した1年目を合わせて4年かかりました。
勉強方法
さて、いよいよ勉強方法の話なのですが、偉そうに勉強方法と題しましたが、特別効率的な方法なんかを紹介できるわけではありません。
僕も、皆さんと同じように参考書を読んで、問題を解いてを繰り返しただけです。
一言でいえば、結局のところ「ただただ、黙々と、一歩ずつ進むだけ」です。
残念ながら、この方法以外に正解はないのではないでしょうか。
それじゃあ、せっかくここまで読んでくれたのに、「得るものなんにもないんか〜い」ってなりますね。
ですので、一応、僕はこんな方法で勉強していましたというものを紹介したいと思います。
当記事は、電験三種全体を通した僕なりの勉強方法について書いていますので、数学・電気の基礎勉強に役立つ教材や各科目についてもう少し深掘りした記事にも興味がありましたら、そちらもチェックしてみて下さい。
【数学・電気の基礎に役立つ教材】はこちらからどうぞ。≫≫≫【電験教材】電験三種合格に必要な数学および電気の基礎勉強に役立つ意外な教材
【理論】はこちらからどうぞ。≫≫≫電験三種【理論】の勉強方法:電気素人だが独学で科目合格した方法
【電力】はこちらからどうぞ。≫≫≫電験三種【電力】を機械屋の僕が独学で科目合格した方法
【法規】はこちらからどうぞ。≫≫≫電験三種【法規】を独学でギリギリ科目合格できた勉強方法(おすすめはあまりできません)
【機械】はこちらからどうぞ。≫≫≫最難関と言われる電験三種【機械】を独学で科目合格した勉強方法/決して最難関ではなかったと言う話
勉強の順番は、とにかく「理論」から勉強する
電験三種はご存知の通り「理論」、「機械」、「電力」、「法規」の四教科について勉強しなければなりません。
そして、これもよく知られたことではありますが、「機械」、「電力」、「法規」に合格するためには「理論」の基礎がしっかりと理解できていることが絶対条件になります。
ですから、勉強する順番は絶対に「理論」から手をつけて下さい。
あとは、正直どの順番でも問題ないと思います。
1年で合格する計画であれば、「理論」以降に手をつける教科は自分の好きな順番で勉強するのが一番良いと思います。
ただ、僕のように3年計画で挑戦しようと思われているのであれば、僕と同じように1年目は「理論」、2年目は「電力」と「法規」、3年目に「機械」の順番がおすすめです。
個人的な感覚ではありますが、電気素人の僕が勉強してきた中で感じた各教科の難易度は、「理論」>「機械」>「法規」>「電力」の順番でした。
このことから分かるように、「理論」と「機械」にはしっかりと勉強の時間を確保した方が良いと思いますので、3年計画であれば僕と同じ勉強の順番をおすすめします。
公式はそのまま覚えるのではなく可能な限り分解して理解する
基礎的な公式、例えばオームの法則とか静電容量の式や誘導起電力の関係式などはそのまま覚えるしかありません(深くまで勉強すればさらに分解できるのでしょうが・・・)。
こればっかりは仕方ありません。
しかし、例えば「直流機の電機子巻線一本あたりの起電力」を表す式について考えてみると、
このような式で表されます。
参考書によっては、この式だけがいきなり「ポーン」と出てきたりします。
なんだか脈絡がなくて覚えにくくないでしょうか。
「なぜ、こんな式なのか?」と疑問に思ってしまいませんか。
ここからが頑張りどころです!
この式を理解するためには分解してみるしかないのです。
この式は「直流機の電機子巻線一本あたりの起電力」についてですので、まずは「誘導起電力」の式を考えます。
「誘導起電力」はこの式です(この式は基礎的な式ですので覚えるしかないです)。
次に、「B:磁束密度」について考えます。
磁束密度とは、ある面積内を通過する φ(磁束) の密度(磁束の数とか量なんかでイメージするとわかりやすい)のことを言います。
今、「直流機の電機子巻線」について考えていますので、磁束密度は固定子(磁極)から出る磁束を電機子の表面積で割ってあげることで求まります。
ですから、
このよう表せます。
最後に「誘導起電力」の式にある、「v:速度」についてですが、これは「直流電動機」の「電機子」の外周部の速度として考えることができますので、
これで分解完了です。
あとは、この分解して考えた内容を「誘導起電力」の式に代入すると、
これで「直流機の電機子巻線一本あたりの起電力」の式が得られました。
このように、電験三種には基礎的な式を組み立てて簡単な形にした公式がたくさんあります。
そのような公式を全部を覚えることはあまり現実的ではありません。
また、電験三種は「公式をまる暗記」するだけでは太刀打ちできないような問題もたくさんあります。
ですから、面倒臭いかもしれませんが可能な限り出てくる公式を分解して理解するようにした方が良いです。
遠回りなような気がしますが、結果として実はこれが合格への近道なのだと僕は思います。
ただ、なかにはどうしても専門的すぎて「まる暗記」でしか対応することができないものもありました。
そういう場合は、それはそれで「仕方のないこと」と思って割り切って覚える努力をしました。
最低でも、絶対に一日一問は解く
最低でも、絶対に一日一問は解く。
この継続が、合格の秘訣です!
これは、心構え的なことなのですが、僕が合格できた理由はこれが「全て」だと思います。
電験三種に合格するためには勉強を習慣化することが何よりも大切なのです。
でも、心構えだけではなかなか習慣化することは難しいので、ちょっとした仕掛けを利用しました。
別に大した仕掛けではないのですが、子供の頃、夏休みの朝にラジオ体操をしたことを覚えているでしょうか?
ちゃんとラジオ体操をしたら、スタンプを押してもらわなかったでしょうか?
これと同じことをやりました。
一問でも問題を解けば、その日のカレンダーでもスケジュール帳でもスマホでもなんでもいいので「印」をつけるのです。
これが意外と効果てきめんなのです。
少しずつ、その「印」が増えてくると、次第に勉強したから「印」をつけるのではなく、「印」をつけたいから勉強するようになります。
さらに、「印」が途切れてしまうことが「嫌だ」と言う気持ちになりますので、なんとしてでも一問は解いてやるという気持ちになります。これも一種の慣性の法則なのかもしれませんね。
この方法を三年間続けて、「印」がつけられなかった日は10日程度でした。
是非、騙されたと思って試してみて下さい。
もう少し、この方法を知りたい方は▼▼こちら▼▼の記事も読んでみてください。
参考書や過去問の正否を付箋で見える化
これは参考書や過去問の問題に挑戦した際に、その問題に正解したら「青色か緑色」の付箋に解いた日を記入して参考書を閉じた時にその付箋が外から見えるように貼ります。
逆に、不正解の場合は「ピンク」の付箋に解けなかった日を記入して正解した場合と同じように貼ります。
ちょっと、文章では何言ってるのか分からないと思いますので、次の写真を見て下さい。
こんな感じです。
つまり、参考書を閉じた状態で見える「ピンク」の付箋の数が、僕の「理解度の低さ」ということを視覚的に把握できます。
理解度の見える化です。
そして、「ピンク」の付箋がなくなるまで問題に挑戦し続けます。
解けなかった問題が解けるようになって理解したと思えたなら、「ピンク」の付箋をずらして、「青色か緑色」の付箋が見えるように貼ります。
そうすると、理解するごとに「ピンク」の付箋がなくなっていきますので、ビジュアル的に達成感を味わえます。
モチベーションをキープするために意外と役立つ方法ですよ!
ちなみに、少し分かりにくいですが、さっきの写真で一番下の参考書には付箋がひとつも貼られていないことにお気づきでしょうか。
その付箋の貼っていない参考書とは【法規】です。
なぜ付箋がないのかというと、【法規】に関しては過去問を解くことだけしかしませんでした。
参考書は、過去問で分からなかったところなどを深掘りする時に読む程度でしか使わなかったのです。
青色の水性ボールペンを使う
これは、早稲田式勉強法で紹介されていた勉強法です。
青色の水性ペンでとにかく書く。
青色がなんか良いらしい・・・気持ちが落ち着くとか?記憶に残るなど・・・。
・・・ちょっと、これには共感できそうにありませんでしたが、試してみようと思い試してみたところ・・・やっぱり効果の程はよく分かりませんでした。
しかし、副産物がありました。
むしろ、副産物の方がメインだと思います!
その副産物とは、もったいぶるほどのこともないのですが、水性インクなのでインク減りが早いということです。
たくさん勉強するーーーインクがなくなるーーーインクを交換するーーーたくさん勉強するーーーインクがなくなるーーーインクを交換する・・・。
どんどん溜まっていく使用済みのインクの芯・・・。
すると、なんと、使用済みのインクの芯が増えることに達成感を覚えるようになるのです。
むしろ、インクを使い切るために勉強するという奇妙な感覚になります。
電験三種の勉強は長期戦です。
こういう小さいことでも、勉強を続けていくためのモチベーションにつながるのです。
この副産物、僕はとても気に入っています!
この先、勉強するなら絶対に青色水性ペンを使います!
ちなみに、僕は写真のように青色の水性ペンでノートに殴り書きのように使っていました。
おすすめの水性ボールペンは、どこにでも売っている ZEBRA製のSARASA 0.5 です。
書きやすいですし、ちょうど良い感じでインクがなくなってくれます。
移動時間などは音声で勉強する
僕は、電験三種の勉強とほぼ同時期にランニングも始めています。
なぜかというと、ランニングをすると脳が活性化すると聞いたからです。
≫≫≫ランニングの効果については別記事【【実感】ランニングの効果】に書いていますので、良かったら読んでみて下さい。
いつもランニング中は音楽を聴いているのですが、時々、音楽の代わりに電験三種の講義(僕はSATの機械講座を購入していましたのでその音源)を聞いたりしていました。
これが意外と頭に入ってくるんですよ。
しかも、長期記憶として残っているんです。
強制的に体を移動させなければならない時など、つまり通勤時間などですが、その時間に耳で勉強すると家で勉強している時よりもなぜか集中できるんです。
スマホにボイスレコーダー機能がありますので、自分で問題を録音してそれを聴くというのもありですね。
まだ、試したことはありませんが、次に挑戦するものを見つけたら試してみようと思っています。
自分の声を聴きながら勉強ってちょっと笑ってしまいそうですけどね。
ちょっと勉強方法とは違いますが、勉強する環境を変えてみる
勉強する姿勢ってどんな感じですか?
スタンダートな机と椅子でしょうか?
座卓に座椅子でしょうか?
僕は【理論】を勉強した年と【電力】+【法規】を勉強した年は、座卓と座椅子の環境でした。
【機械】を勉強した年だけ、スタンディングデスクを使ってみました。
なぜスタンディングデスクにしたかと言いますと、Google や Twitter などが導入しているとか、「集中力UPとか作業効率UP」ってなことを聞いたからです。
スタンディングデスクを使用した感想は別記事を書いていますので、詳しくはそちらを読んで頂けたら幸いです。
スタンディングデスクの記事はこちら≫≫≫スタンディングデスクの【効果】と使ってみた【感想】と【おすすめ3選】
結論から言うと、スタンディングデスクを使用して勉強すると本当に集中力や作業効率が UP している感じになりました。
少なくとも僕は、スタンディングデスクを使ってみて本当に良かったと思っています。
電験三種は長期戦ですので、こんな風に少し勉強している環境を変えてみるだけでもモチベーションが上がりますから、余裕があればやってみても良いかもしれません。
勉強方法についておすすめの本
一生懸命勉強していても、やっぱり少しずつダレてきてしまうことってありますよね。
そんなときに、息抜きがてらに「勉強方法」について書かれた本を読んでみても良いのではないでしょうか。
僕は、勉強中に「勉強方法」についての本をけっこう読んでいました。
そんな中で、これは参考になったと思った本と最近読んで参考になった本を紹介しています。
よかったら、こちらも読んでみて下さい。
勉強方法についてのおすすめ書籍はこちら≫≫≫勉強方法を学ぶためにおすすめな本【3選】/今現在勉強を頑張っている人は読んでおいて損はない
おわりに
僕の体験と勉強方法をただ書いただけですが、何らかの役に立てられたら嬉しいなと思っています。
偉そうに勉強方法とか書きましたが、各科目の何をどのように勉強すれば良いのかなんかは正直よく分かりません。
分からないところは潔く捨てましたし、分かるところは繰り返し何回も解きました。
ほんとうにただこれだけです。
電験三種は難しい試験ですし、長期戦を覚悟しなければならないと思います。
一番大切なのは長期間モチベーションを保ちながら、諦めないことです。
諦めなければ、なんとかなるもんです。
僕は自分で自分にそのこと証明しました。
皆さんも、頑張って下さい。
最後に僕が電験三種合格までに使った教材を載せておきます。
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