まめさく書店へようこそ。
まめさく書店では、僕こと、しょぼいサラリーマンの豆作(マメサク)が読んだ本をただ紹介する自己満足型のブログ書店です。
今回、ご紹介する本は【やってはいけない読書術】です。
この本は、こんな人におすすめ。
- 手っ取り早く本の読み方が知りたい人
- 自分なりの読書方法に疑問を持っている人
- 読書方法で新しい発見がしたい人
「やってはいけない読書術」ってどんな本
本の帯に例があるように、「やってはいけない」読書法と「これで天才に!」読書法というように読書のやり方の良し悪しを対比した構成で書かれていて、「読書とはこうするのだ!」ではなく「やってはならないこと」をとても読み易く分かり易く説明してくれている本です。
本の構成としては、前半はいろいろな読書についての心得的なことが書かれていて、後半は著者が薦める読書術「一冊一分読書術」についてのメソッドが書かれています。
自分に合った読書方法を探している人は参考になるかもしれません。
ライトなボリュームですので、1時間もあれば読み終えれられます。
感想
著者の薦める読書術を全て受け入れられるとは言い難かったのですが、「これは、有益だな!」って思ったところを一つご紹介します。
僕は、本を買うときはレビューの⭐︎マークの数を大いに参考にしています。
著者は、この⭐︎マークの数が多ければ多いほど、それは多くの人が同じ意見であるということの証明であることから、その本は可もなく不可もない当たり障りがなく、なんの気付きも得られない「枠内思考」の本である可能性が高いと述べています。
「枠内思考」とは自分の中にある思考のことであって、すでにおぼろげながらでも理解していることです。
新たな気付きを得たいのであれば、あえて⭐︎マークの少ないを本を選ぶと「枠外思考」を得られるかもしれないというわけです。
なるほど。
確かに、⭐︎マークの多い本のはずなのに読んだそばから「あれ?もう内容を忘れた。」っていうことがあります。
だいたいそんな本は、読みながら「そうそう。わかるわかる。」っていう内容だったような気がします。
ネットで本を買うとなると、どうしても⭐︎マークやらランキング重視で買ってしまいます。
まぁ、それはそれで今まで通りのスタイルで買っていきますが、本屋さんに行った時は⭐︎マークの数なんかを調べないで直感で買ってみようと思いました。
本書後半の「一冊一分読書術」のメソッドについては、僕は完全について行けそうにありませんでしたので、興味のある方は、是非、本書を読んでみて下さい。
実践できる人にとっては、破壊的な読書術だと思いました。