【感想】「アルケミスト」を読んで前向きになったり後ろ向きになったり

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まめさく書店では、僕こと、しょぼいサラリーマンの豆作(マメサク)が読んだ本をただ紹介する自己満足型のブログ書店です。

 

今回、紹介する本は【アルケミスト 夢を旅した少年】です。

さて、今回は世界で最も読まれている本として、堂々上位にランクインしている「アルケミスト」を読みましたので簡単に紹介していきたいと思います。

まず、先に読んだ感想を述べますと、このブログ記事のタイトルの通り僕の気持ちが前向きになったり後ろ向きになったりと心が動揺しました。

この本は、読む人の心の状態によっては人生が変わるほどの影響力があるかもしれません。

 

「アルケミスト」どんな本か

世界を旅することを夢見るスペインの羊飼いの少年が、『エジプトのピラミッドのそばで「宝物」を見つける』という夢を2回見ました。

そして、少年はその夢がきっかけとなって、少年の財産である羊を手放して「宝物」を探しにエジプトのピラミッドにいくことを決意します。

ピラミッドまでの旅路の間の出会いや、身の回りに起きる出来事を経て、最後には行動しなければ手に入れる事ができなかった本当の【宝物】を手に入れるという物語です。

この本を僕なりに解釈すると、『自分が強く願っていること(夢)に対して、なんらかの「きっかけ」みたいな事(本書では”前兆”と言う)が身の回りで起きた時に「行動する」か「行動しない」かによって、その願いがかなえられるかどうかが決まるということを説いている物語』だと感じました。

この物語には、父親、パン屋、クリスタル商人、錬金術を学ぼうとしているイギリス人と、主人公の羊飼いの少年のそれぞれの生き方が描かれており、おそらく読者は、このいずれかの人と同じような人生を生きていると感じるのではないでしょうか。

  • 少年の父親
    世界を旅したいと願っていたが、飲み水と食べ物と寝るための家を確保するために諦めた。
  • パン屋
    旅をしたいと思い、まずはパン屋でお金を貯め、歳をとってからアフリカへ行こうとしている。
    少年のように羊飼いになって旅することも考えたが、他人が羊飼いやパン屋をどう思うのかが気になりパン屋の方が立派と思って選んだ。
    他人の評価が大切になってしまっている。
  • クリスタル商人
    メッカに行くことが夢だったが、クリスタルの店を構えてちょうど良い環境に慣れてしまって「変化」を恐れている。
    羊飼いの少年と出会って自分の限りない可能性に気がつき、自分はもっとできると知ったが、それをやる気力がでないため、羊飼いの少年と出会う前より不幸になったと感じている。
  • 錬金術師を目指すイギリス人
    20年間も本で錬金術の知識をつけ、知識でひたすらに錬金術を追い求めていたところ、本物の錬金術師と出会い「ではやってみろ」とだけ言われ、なぜ今までやらなかったのだろう後悔しながらも錬金術の作業にとりかかった。
  • 羊飼いの少年
    自身の心や運命の流れに逆らわずに”前兆”を自分の進む方向に解釈することで成長しながら夢を叶えようとする。

僕は、この本で言うところのパン屋さんです。

「やりたいこと」を見失ったまま時が過ぎてしまっています。

焦ります。

しかし、この本では「行動」することで「きっかけ(前兆)」が現れるとし、さらなる「行動」で先に進む事ができると説いていますので、僕も「やりたいこと」を見つけて「行動」していこうとも思いました。

 

本書の題名である「アルケミスト」とは「錬金術師」という意味です。

錬金術師といえばどんな金属でも「金」に変化させることができる人のことを指しますよね。

もちろん本書でもアルケミストとはどんな金属でも大いなる作業とやらを経て「金」に変化させることができる人を指しているのですが、本書で伝えたいことは「夢(金に変化させたい)」を実現させるために「行動(大いなる作業)」し続けることで、その夢が「叶う(金に変化する)」ということをアルケミスにかけているのでしょうね。

夢を叶える人は「アルケミスト」ということです。

 

とてもお洒落です。

 

この本は文庫本で 200ページもないので、すぐに読み終えられます。

ですから、何度も何度も読んで、この本が「アルケミスト」になる”前兆”になれば素晴らしいですね。

 

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