問題を解くだけで論理的思考力を鍛えることができる方法

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こんにちは。しょぼいサラリーマンの豆作(マメサク)です。

論理的思考法とか論理的思考の学び方など、本やセミナーなどが世の中にはたくさんありますよね。

僕も、会社の研修で「論理的思考」について教わりました。

「MECE(ミーシー)」とか「So What?」とか「ロジックツリー」などなど。

社会人には論理的思考が必須スキルだという空気感を感じます。

でも、こんな風に思いませんか?

社会人さん
社会人さん

論理的思考の細かい手法なんかを一方的に教えられても、日常的にあまり論理的思考をするようなことがないから身につかない。

社会人さん
社会人さん

論理的思考力を簡単に理屈抜きに鍛える方法はないのかな?

そんな人に対して、この記事ではおすすめの論理的思考力の鍛え方を紹介しています。

この記事を読むと以下のことが分かります。

計算ドリルを解くみたいに問題を解くだけで、論理的思考を知らず知らずのうちに鍛える方法が分かります。

この記事がスキルアップの役に立てられれば嬉しいです。

それでは、早速いってみましょう。

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早速ですが問題です

A〜Fの6人がテニスの試合をリーグ戦で行った、最終結果はAが3敗で、Bが1敗、Dが全勝、Fが2敗、引き分けに終わった試合はなかった。
以上より正しくいえるものは次のうちどれか。

1.AがCに勝ち、Fに敗れた。
2.CがEに勝ち、Aに敗れた。
3.CがAに勝ち、Bに敗れた。
4.EがFに勝ち、Cに敗れた。
5.FがBに勝ち、Eに敗れた。

スタディサプリ:公務員対策/判断推理講座

どうでしょう?

簡単に答えがわかりましたか?

ちなみに答えは「1」です(詳しい解答は後述)。

この手の問題を解くには、与えられた条件を整理して、間違いのないことを確定していき、最終的に確実に言えることを導き出すテクニックが必要です。

「論理的思考力」が鍛えられる問題って?

先程の設問がそうなのですが、論理的思考力が鍛えられる【問題】とは、

豆作
豆作

「数的推理」「判断推理」と言われているジャンルの問題です。

「数的推理」や「判断推理」と言われる問題に出くわす場面といえば、就職試験で受ける適性検査(SPI)や、公務員試験で出題されています。

なぜ、就職試験や公務員試験で出題されるのでしょうか?

それは、社会があなたに「論理的思考力」を求めているからです。

社会やビジネスにおいて、問題解決や課題解決をするためには「論理的」に物事が考えられなければなりません。

だから、世の中で「論理的思考力」が重宝されているのです。

そんな「論理的思考力」を定量的に推し量るために「数的推理」や「判断推理」の問題があるのです。

と言うことは、このことを逆に言い換えれば、

豆作
豆作

「論理的思考」についての難しい理屈とか理論とかは抜きにして、与えられた問題を解くだけで、「論理的思考」が鍛えられます。

なぜ、「論理的思考力」が鍛えられるのか?

それでは、先程の設問の解答を見てみましょう。

この設問では、与えられた条件のもと、何をどんな風に考えるのかがポイントになります。

解答
<与えられた条件>
これはリーグ戦である。
A・・・3敗
B・・・1敗
D・・・全勝
F・・・2敗
引き分け無し

これだけを眺めていても、なかかな「確実に言えること」は導き出せないです。
だから、整理して表にしていきます。

まずは、わかっていることから表を埋めていきます。

①.Dが全勝=全員Dに敗北
②.Bは1敗=D以外には勝利
③.Fは2敗=DとB以外には勝利
④.①〜③とAが3敗より、Aの成績が埋められる
⑤.ここまでくると、あとは埋められるところがわかる
⑥.赤色の□で囲ったところのみ不明



<確実に言えることはどれ?>
1.AがCに勝ち、Fに敗れた。
2.CがEに勝ち、Aに敗れた。
3.CがAに勝ち、Bに敗れた。
4.EがFに勝ち、Cに敗れた。
5.FがBに勝ち、Eに敗れた。

以上のことから、確実に言えるのは・・・・「1.AがCに勝ち、Fに敗れた。」となります。


いかがだったでしょうか?

解答にたどり着くまでの過程で何か感じませんか?

豆作
豆作

そうです。解答までのプロセスがとっても論理的なんです。

でも、この問題を解くために「論理的思考」についての難しい理屈や理論は登場していません。

ただ、この問題を解くことだけを考え、頭の中で「〇〇だったら□□は成り立たないな」とか「△△だから◎◎と言えるな」といったように思考したと思います。

これこそが、本や研修などで学ぶ「論理的思考」の実践的な内容であって、「論理的思考」のベースなのです。

つまり、「数的推理」や「判断推理」の問題は「論理的思考」のプロセスを経て解答を導き出しているというわけです。

だから、「論理的思考力」が鍛えられるのです。

まとめると

ここまでのことをまとめますと、

  • 「論理的思考」を学ぶには、本や研修で学ぶしかないという風潮がある
  • 「論理的思考力」は推し量る方法がある
  • 推し量る方法があるなら、その内容を学べば良い
  • 学ぶべきは「数的推理」と「判断推理」ということ

というわけです。

ただ、「数的推理」と「判断推理」の問題さえ解けば「論理的思考」ができるようになるかと言えば、もちろんですが、「論理的思考」はそんなに簡単なものではないです。

しかし、「数的推理」と「判断推理」の問題にたくさん触れれば触れるほど、「論理的思考力」は向上することも間違いないです。

間違いなく言えることは「数的推理」や「判断推理」の問題には絶対にたくさん触れておいた方が良いということです。

最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてくるとだんだん問題を解くことがクセになってきます。

とにかく、めちゃくちゃ頭の体操になりますし、ちょっと賢くなった気になれます。笑

必ず、役に立ちます。

社会人さん
社会人さん

なるほど。よっしゃ!
「数的推理」や「判断推理」の問題を解きまくってやる!

社会人さん
社会人さん

でも、「数的推理」や「判断推理」の問題ってどこにあるの?

豆作
豆作

親切な人がネット上にたくさん公開してくれていますので、ありがたく利用させてもらうと良いと思いますよ!

あと、「数的推理」や「判断推理」に特化した問題集も売っていますので紹介しておきます。

ちなみに、僕は大人の学び直しとして「スタディサプリ」というサービスを利用しています。

このスタディサプリには「公務員対策講座」というものがあって、「数的推理」と「判断推理」について動画で学ぶことができます。

スタディサプリで学び直しを紹介している以下の記事もよかったら読んでみて下さい。

最後まで、読んでくださりありがとうございました。

この記事を書いた人
しょぼいサラリーマン

ゆっくりとできることを誠実に一歩ずつをモットーに毎日サラリーマンしています。

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