【数学の学び直し】大人になってからでも数学を学び直すべき理由/数学ができれば人生イージーモードはたぶん本当だと思う

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こんにちは。しょぼいサラリーマンの豆作(マメサク)です。

この記事を書いた人
この記事を書いている僕の数学力ですが、ある程度数学力が必要な難関国家資格の第三種電気主任技術者に合格しています。
ですから、数学自体は苦手ではありますがそこそこできると思います。

この記事を書いている僕は数学が大の苦手です。

数学が苦手だからこそ、普段の生活やビジネスシーンで「あ〜、数学ができればたぶん違う結果だっただろうな〜」って感じることが多いです。

ですから、この記事はそんな数学が苦手な僕だからこそ、数学が苦手な大人こそ数学を学び直すべきであると声を大にして言いたいのです。

叶うのであれば、学生時代の僕になぜ数学を学ばなければならないのか、学ぶとどんなメリットがあるのか、学んでこなかったことでどれだけ後悔しているかを伝えてやりたいです。ほんと。

この記事では、以下のような疑問に答えたいと思っています。

  • 学び直しをしようと思っているけど、数学でいいのか?
  • 数学の学び直しをやりたいけど、何から始めたらいいのか分からない
  • 学び直すとどんなメリットがあるのだろうか?
  • 数学ができれば人生イージーモードってどこかで聞いたけど?

まず、はじめに結論ですが、この記事で何も微分積分ができるようにならなければならないとか、そんなことが言いたいのではなくて、数学を学ぶと社会人に必要な重要スキルである論理的思考力が身につくということが言いたいのです。

それでは、本文にいってみましょう。

 

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大人でも学び直しは数学からが正解なのか?

この記事をクリックしてくださったということは、すでに大人ではあるが何らかの理由があって「学び直し」に興味があるということだと思います。

最近では、政府も大人の「学び直し」だの「リカレント」だの、やいのやいの言ってますよね。

とは言え、「学び直し」といっても、国語、数学、理科、社会、英語など、たくさん教科があって何を学び直せば良いのか悩みますよね。

もちろん、興味のあるものを学び直すのが一番です。

私は、「美術品の歴史を学び直したい」とか、「英会話ができるように英語を学び直したい」とか。

学業とかじゃなくて、とにかく料理を学びたい(学び直しとは言わないか・・・)とか。

学び直すことに対して明確に目的がある人は、こんな記事を読む必要なんかありませんし、たぶんこんな記事にたどり着いていないと思います。笑

この記事に辿りついたということは、あなたは僕と同じように何か始めないといけないと思っているけど、何を始めたら良いのか分からないと「迷っている」または「不安」に思っている人なのだと思います。

それでは、大人になってからの学び直しは何から始めればいいのかと言うと、絶対に数学を学び直しましょう(数学の学び直しについて書いている記事なのでそりゃそうですね)。

明確に学び直したいものがないのであれば、数学の学び直しで正解です。

その根拠は次項以降に示したいと思います。

 

なぜ数学を学び直すのか?

ではなぜ数学を学び直す必要があるのか。

それはズバリ、先述したとおり論理的思考力が身につくからです。

「論理的思考力」って、これまた最近よく耳にするワードですね。

論理的思考力って一体何なのでしょうか?

言語を用いる論理法則に適合した考え方、推論的考え方、理路整然と首尾一貫した考え方をいう

ブリタニカ国際大百科事典より

百科事典ではこんな風に定義されています。

ん〜。分かるようで分かりにくい。

以下は論理的思考力についての僕の解釈です。

僕たち社会人の環境で言うなれば、仕事には必ず相手が存在していますよね。

そして、相手にその仕事の成果を必ず納得してもらわなければ、成立しませんよね。

適当なことをただ言ってるようでは相手は納得するはずがありません。

納得に至るには、必ず納得までの過程がなければなりません。

この相手を納得させられるだけの過程を作ることこそが論理的思考力です。

そして社会人ともなれば、この論理的思考力によって、より良い仕事をしたり、自らの立場を確立することや、キャリアアップなどには欠かせない必須能力であることが分かっていただけると思います。

ではここで、数学を学び直すことに話を戻します。

数学を学ぶとなぜ論理的思考力が身につくのかということなのですが、ものすごく簡単な身近な例で説明してみます。

あなたは、一つ100円のりんごを5個と一つ50円のみかんを10個を持ってレジに行きました。

店員さんから、「お会計は1080円です」って言われて、あなたは「はぁ〜?何で?」って言ったとします。

そしたら、店員さんが「100円のりんごが5個で500円、50円のみかんが10個で500円、合わせて1000円、これに消費税の8%が加算されてお会計が1080円となります」って言われたら、そりゃ納得しますよね。

数学というよりかは算数ですが…。

まぁ、何が言いたいのかというと、この店員さんはめちゃくちゃ論理的ですよね。

算数の問題ではありますが、合計1080円という解を出すための手順がまさに論理的思考というわけなのです。

ここで、数学の問題を思い出してみて下さい。

○○○は△△△である。よって、×××は□□□であると言える。

みたいな解を導きだしていたような覚えがありませんか?

この文章に使われている、「よって」や「〜である」は論理的思考でよく使われる接続詞です。

ということは解を導き出すために論理的思考を知らず知らずのうちに行っていたというわけです。

このことからも分かるように、数学は論理的思考がベースとなっています。

長々と数学と論理的思考の関係について書きましたが、これで数学と論理的思考は切っても切れない関係であるということが納得できたと思います。

 

では、数学の何から学び直したら良いか

結論から言えば、算数から学び直すことをおすすめします。

「数学ではなくて算数から?いくらなんでも馬鹿にしすぎ」って思うかもしれませんが、侮るなかれ。

びっくりするくらい算数でも難しいですよ。

もちろん、足し算とか引き算とかそんなことを言っているのではありません。

算数の文章問題から学び直すと良いと思っています。

ちょっと例題を、ただしルールがあります

これは算数の問題ですので、代数法(Xなどの文字を使う方法)は使ってはいけません。

A、Bの2人が一緒に同じ方向に8km進んだとき、Aは出発地点に忘れ物をしたことを思い出して引き返し、忘れ物をとってすぐにBを追いかけた。引き返した時点からAは毎時6kmで歩き続け、Bは毎時4kmでそのまま先に進んだ。Aは引き返したときから何時間でBに追いつくか。

講談社:大人のための算数練習帳 P56 「旅人算」

どうでしょう?

簡単に解けましたか?

難しかったでしょ?

では、解答です。

まず、条件の確認。

(a)AとBは一緒に出発し、出発地点より8kmの地点でAが忘れ物に気づく。

(b)Aだけ出発地点に引き返し、引き返したときからの2人の速さ、Aが毎時6km、Bは毎時4kmで先に進む。

(c)Aは出発点に着き、すぐにBを追う。

(d)2人が別れてから何時間で、AはBに追いつくか。

この問題は視点を変えて考えてみると、「AはBより16km後方におり、Aが毎時6km、Bが毎時4kmの速さで進むとき、何時間後にAはBに追いつくか」と言い換えられます。

そして、AはBに1時間あたり2kmずつ近づくことになります。

したがって、8時間後に追いつくということが分かります。

講談社:大人のための算数練習帳 P56 「旅人算」解答

けっこう、論理的に考えなければ解けないということを分かってもらえたのではないでしょうか。

 

数学のどこまで学ぶのか

算数から始めるれば良いことはわかったけれども、じゃあ、どこまで学べば良いのか?

結論は、数II数Bくらいまでできるようになれれば大概のことは大丈夫です。

これにはいろいろとご意見があるかもしれませんが、これは僕の見解です。

その根拠はと言いますと、話は単純です。

僕の周りで、優秀で一般的に成功者と呼べるような人達を僕なりに調査したところ、大手コンサルタント会社で部長職の友人や、独立してネットビジネスで生計を立てている友人、あるいは同じ職場の同僚(幹部候補)や取引先の上級職の技術者などの話を聞いていますと、数Ⅱはしっかりと理解されていましたが、数Ⅲ(微積分)をしっかりと理解している人はいませんでした。

もちろん僕は理解していません。汗

しかし、それでも他を十分に圧倒するほど数字に強く抜きんでた人材であり、社会で活躍していることは間違いありません。

とは言え、僕だって数Ⅱならある程度はできます。

でも、前述した人達とは人生が違いすぎます。

なぜか?

それは次項。

 

数学から学べる最も大切なこと

先述したように優秀な人達と僕とでは、決定的に違うと感じる点があります。

それは、何かを考える時にはっきりと分かります。

「どうすれば、もっと効率よくできるだろうか?」とか「だったらこうしてみてはどうか?」とか「それって、これと同じじゃない?」など、思考方法の豊富さや問題解決策を打ち出すスピードおよびその頻度が全然違います。

でも、それって数学と何の関係があるのか?って疑問に思いますよね。

めちゃくちゃ関係あります。

少し思い出してみて下さい。

数学の問題で、とにかく与えられた問題の式を一生懸命に展開して展開して・・・頑張ってみたけど「不正解」なんて経験ありませんでしたか。

でも、中には思いもよらない方法でいとも簡単に解答する人いませんでしたか?

〇の4乗と〇の2乗の入った数式で〇について解けという問題であれば、まず〇の2乗を□と置き換えると、□の2乗と□の式になるから、これを因数分解してから□を○の2乗に戻すことで、もう一回因数分解すれば○について解ける。みたいな。

こんな感じで、数学とは自分の知っている形に変換するテクニックが効率よく問題を解くキモになります。

これって、先述した優秀な人達の思考法「だったらこうしてみてはどうか?」と似ていると思いませんか?

そうなんです。

数学を学ぶことで、論理的思考を学べることはもちろんのことながら、問題を解決するための思考法までも学べるというわけなのです。

僕たち社会人はこの思考方法を学ぶことが最も大切なのです。

 

数学ができれば人生イージーモード?

ネット情報をザックリとまとめたデータではありますが、男女差はあるものの大人で数学が好きな人は約2〜3割程度という調査結果があるみたいです。

逆に言えば、7〜8割くらいの人はそこまで数学を意識していない人達もしくは苦手な人達とも言えます。

どうでしょうか?

皆さんの周りの人達の割合と比べて妥当なところでしょうか?

僕の感覚では、数学が好きというか数学ができる人は1割もいないような気がしています。

つまり、論理的思考能力に長けている人はそれほど多くはないということが分かります。

世の成功者たちの人生がイージーモードだったとは決して思っていませんが、世の成功者たちが「数学を学ぶべきだ」と言っていることはよく耳にする事実です。

世の成功者たちがなぜ「数学を学ぶべきだ」と言っているのかは、ここまで読んでいただいた方ならお分かりだと思います。

数学を学ぶことで、少しでも世の中の普通の人から抜きんでた存在になることができれば、人生がイージーモード化していくことは想像できますね。

 

おわりに

最後に今回の話をまとめると、

  • 大人からでも数学を学びなおすべきである
  • 数学を学ぶと論理的思考能力が向上する
  • 数学ができる人(論理的思考ができる人)は少ない
  • 数学ができれば(論理的思考ができれば)活躍の場が増える
  • 数学ができれば(論理的思考ができれば)希少な人材になる
  • 問題解決のテクニックが身に付く
  • 成功者は数学が大切なことを知っている

いかがだったでしょうか。

学生時代の自分に言って聞かせてやりたいです。

将来のためにももっと数学を頑張れって。

でも、もう僕は学生ではありません。大人です。

それはもう仕方ありません。

でも大人になった今からでも、やるしかありません。

他の大人達がダラダラしている間にやるのです。

人生イージーモードまでにはならないかもしれませんが、ほんの少しでも良い方向に自分が成長するのであれば、数学を学びなおすべきです。

一歩でも前へ(自分を鼓舞しています)。

大人の学び直しにおすすめな【スタディサプリ】について書いた記事はこちら≫≫≫スタディサプリは大人の学び直しに対する最適な【答え】です

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

この記事を書いた人
しょぼいサラリーマン

ゆっくりとできることを誠実に一歩ずつをモットーに毎日サラリーマンしています。

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