こんにちは。「よっしゃ。今日は勉強するぞって意気込んだはずなのに、なんだかよく分からないうちに一日が終わってしまった」といった後悔ばかりのしょぼいサラリーマン豆作(マメサク)です。
社会人になって何よりも強く感じることは、
光陰矢の如し(こういんやのごとし)
月日の経つのが矢のように早いことのたとえ
これです。
むしろ、放たれた矢が自然法則に反してどんどん加速しているようにさえ感じます。
しかも、一度放たれた矢は絶対に戻ってくることなんてないわけです。
自分に与えられた時間は有限です。
そんな限りある人生を有意義に過ごすためには、日々成長し続けることがとても大切なことだと、この記事をご覧になっているあなたには共感してもらえるのではないでしょうか?
そして、その成長に必要なこととは、ずばり「勉強」することだということも共感してもらえると思います。
しかし、この記事をご覧になっているということは、分かっちゃいるけど毎日忙しくて勉強時間が確保できないと悩んでいるということなのだと思います。
あっ、ちなみに。
ここで言う「勉強」とは、学校で学ぶことに限らず、例えば「絵」を描くことや「ピアノの練習」など、自分の成長につながるもの全てを指しています!
そこで、この記事では普通にサラリーマンしながら勉強時間を確保する方法を、僕の事例をもとに提案したいと思います。
僕の体験談がこの記事の根拠ですので、ありきたりのこととはいえ、少しは勉強時間捻出の参考になると思っています。
それではよろしくお願いします。
まずは時間の棚卸し
皆さんは「お金」の管理はできていますか?貯金できていますか?
「お給料が¥〇〇で家賃が¥△△、光熱費、通信費、食費・・・今月はこれだけ貯金して、自由に使えるのは¥☆☆なので、前々から欲しかったあの靴を買おう!」と、こんなふうに管理していますよね?
みんなが大好き「お金」のことなんですから、当然バッチリ管理していると思います。
え?なんでお金の話?
その疑問。ありがとうございます。
時は金なり
アメリカの政治家 ベンジャミン・フランクリン
これが言いたかっただけです。
「お金」と同じように「時間」を扱っていますか?
たぶん。いや。絶対に「時間」の方が大切です。
さて、当たり前のことですが、誰にでも絶対的に平等に一日24時間が与えられています。
でも、その24時間をどのように使っているのかちゃんと把握できていますか?
さっきの「お金」と同じ話です。
ちゃんと把握できているなら、こんな記事は読まなくても大丈夫です。時間の無駄です。お帰りください。
「時間」について、それほど真面目に考えたことがないなぁ・・・
そんなあなたは、僕と同志です。なので、この先もどうぞよろしくお願いします。
さて、やっと、ここからが「時間の棚卸し」の話です。
何をするのかと言うと、自分がどのように一日の時間を使っているのかを書き出します。
そうすることで、自分の一日を客観的に見ることができます。
というわけで「時間の棚卸し」をしてみると、僕の場合は、だいたい次のような感じです。
平日は、睡眠約8時間、仕事約9時間、その他なんやらかんやらを差し引くと、約2時間しか自由な時間がないということが分かりました。
その2時間だって「名もなき家事」をしたりしているので完全なる自由というわけでありません。
一方、特に何も用事のない休日はこんな感じです。
休日は睡眠ちょっと多めの9時間、掃除または洗濯に1時間、買い物に1時間、昼食(支度・片付け込み)に1時間、夕食(支度・片付け込み)に2時間などなど、なので自由時間は約9時間くらいでしょうか。土日を合わせると約18時間というわけです。
こんなに自由時間があるように思えないんですけどねぇ・・・
皆さんはどうだったでしょうか?
自由時間はどれくらいありましたか?
お子さんがいたりすると、家族の時間が多くなるでしょうから自由時間なんか無いに等しい人もいらっしゃるかもしれないですね。
何はともあれ、「勉強」にあてがうための時間を捻出する前に、まずは自分の時間を客観視するために「時間の棚卸し」することがとても大切です。
自由時間に何をしているのか振り返る
では、次に時間の棚卸しで見つけた、必ず「ある」はずの自由時間に僕たちは何をしているのか振り返ります。
ハッキリと自由時間には〇〇をしている。と言える人って少ないのではないでしょうか?
たぶん、だいたいの人は以下のような感じでは?
これはこれで、楽しいんだから問題はないのですが、この記事の趣旨は「勉強時間の捻出」なので、この記事ではこれらはムダな時間として扱います。
というのも、これらの行為は全てあなたの時間を誰かに奪われていると言えるからです。
奪われている?
楽しさや情報を簡単に手に入れているのだから奪われているというのは違うのでは?
ん〜。
確かにそうとも言えそうですが、やっぱり奪われているのです。
なぜなら、それらのコンテンツを制作してしている人たちはそれで何を得ているでしょうか?
何か目的があるからコンテンツを制作しているはずです。
おそらく彼らが得ているものは、お金とか地位とか格差といったところでしょうか。
漫画やゲームなんかは直接お金を得ているでしょうから分かりやすいですね。
SNSやYoutube、TVなんかは僕たちが直接お金を支払っていないので、分かりにくいですが結局何かを得ています。
そして、僕たちがそれらのコンテンツで時間を浪費している間に彼らは次々と新しいコンテンツを制作しています。
どんどんどんどん、あなたが浪費している時間を彼らは何か別のものに変えて利益にしています。
このことを見方を変えてあなたがコンテンツ制作者側だとして考えてみてください。
そうすると、消費者にはそれらのコンテンツを「うま〜うま〜」って言ってもらいながら、ずぅ〜っとその場にとどまっていてほしいと思いませんか?
それでなんらかの利益を得られているのですから当然ですよね。
そしてもう一つ。それは消費者の時間を奪って足止めすることで新たなライバルを作らないということです。
だって、消費者の中には、もしかしたらものすごい才能の持ち主が眠っているかもしれませんよ。
もし、その人が自分と同じ土俵に上がってきたら・・・勝ち目がないかもしれません。
この理屈って別にコンテンツ制作者がどうとかではなくて、全てのことに言えますよね。
出世しようと頑張っている人、フリーで活躍している人、インフルエンサー、その他もろもろ、みんな口では「一緒に頑張ろうぜ!」「あなただって、やればできるよ」的なことを言っていると思いますが、内心はその反対で「みんなとにかくダラダラ何もしないでいてほしい」と思っているはずです。偏見ですね。笑
ちょっと話が脱線気味ですが、つまりここで僕が言いたいことは、自分の自由時間の使い方によって、先に進む人とその場にとどまる人との距離がどんどん離れているということです。
このように人と比べることはあまり良くないですが、自分の自由時間を何に使っていて、その時間が何に変り、自分がどうなっていくのかを意識するとちょっと時間の使い方が変わりそうです。
一度、あなたの自由時間の使い方を振り返ってみてください。
ひょっとしたら、時間を浪費していることをただ単にやめるだけで、この記事のテーマである勉強時間を大量に捻出できて問題が解決するかもしれませんね。
自由時間を何にどのように使うか考える
ここまでで、自由時間を何に使っていたのか認知できたと思います。
ここからは、改めてその自由時間をこれから何に使うかを考えます。
そりゃあ、勉強でしょ?
だって、この記事は勉強の話じゃん。
その通りです。
その通りなのですが、「時間」というとても貴重なものを使って「勉強」をするのですから、目的を持って計画的に使わなければもったいないです。
目的とは、「勉強」をすることで自分はどんな状態になりたいのかです。
そして、どうなったったら目的を達成するのか、しっかりとゴールも決めておくことです。
あと、とっても大切なことですが、いつまでにという期限も決めておきます。
例えば、いつでも転職できるためにプログラミングができる状態になることが「目的」ならば、1年後には個人でクラウドソーシングで1つ品物を納品することを「ゴール」にする。といった感じです。
何を言っているんだ?
一生勉強。ゴールなんてない。
ごもっともなんですが、それだと絶対に息切れしてしまいます。
よく聞くフレーズだとは思いますが、ゴールも分からないのに「とにかく走るんだ!」って意気込んで走り始めたって、絶対に最後まで走り切れるはずがありません。絶対に疲れて走ることをやめてしまいます。
「目的」を達成させるための「ゴール」はめちゃくちゃ遠くたっていいと思います。それこそ一生勉強なんですから。ただ、その場合は長距離走の通過ポイントのように、「ゴール」に小分けにすることが大切です。
そして、現在地から一番近い小さい「ゴール」を目指して勉強すればいいのです。
先ほどのプログラミングの例で言えば、
といった感じです。
このことをプロジェクトマネジメントの世界ではマイルストーンを置くなんて言ったりしています。
いろいろと書いてしまいましたが、ここで言いたいことは、「目的」を持って「ゴール」と「期限」を決め、自分の自用時間を上手に使うことを意識して考えないといけない(計画する)ということです。
勉強時間を捻出する方法
ここまでで自分にはどのくらい自由時間があるのか、その自由時間をこれからはどんなふうに使うのか見えてきたと思います。
そして、やっぱり時間が足りない。なんとか「勉強」にもっと時間を使いたい。と思ったはずです。
それでは、やっとここからがこの記事のメイン、勉強時間を捻出する方法のお話になります。
というわけで、冒頭の繰り返しになりますが、勉強時間の捻出方法は以下の通りです。
これらは、僕がここぞというときに活用している勉強時間の捻出方法です。
そして、ちゃんと効果を実感しているものばかりです。
それでは、一つずつ紹介していきます
朝の時間を活用する
朝の時間を使って勉強する。やっぱりこれが一番効果があっておすすめです。
いつもより1時間早く起きるだけです。
しかも、その1時間の勉強が、やり方次第では1時間以上の効果を発揮します。
は?何を言っている?
1時間は1時間だろ?
その通りです。この方法は朝以外の時間も活用するので実際は1時間以上勉強していることになります。
と言っても、朝に勉強したことを日中(仕事中)のちょっとした時間に振り返ることを意識するだけというとっても簡単なことです。
例えば、朝覚えた知識をちゃんと覚えているか確認したりするといった程度です。
しかし、このちょっとした振り返りにものすごい効果があります。
「エビングハウスの忘却曲線」というものを聞いたことがあるでしょうか?
こんなやつです。
このエビングハウスの忘却曲線とは縦軸に「節約率(%)」と横軸に「時間」をとっていて、これは「記憶したことをもう一度記憶し直すのに必要な時間をどれほど節約できるのか」ということを表しています。
ちなみに、このエビングハウスの忘却曲線は全く意味のない文字の羅列を記憶した結果で検証されているので、そもそも僕たちが勉強する内容は意味がちゃんとあるものなので、こんな結果にはならないと思いますけどね。
ちなみに、エビングハウスの忘却曲線でよく勘違いされているのが、「記憶したことを時間とともにどれくらい忘れるのか」というものです。
僕はバッチリ勘違いしてました。
とにかく何が言いたいのかというと、勉強したことを復習して身につけるためには、そのタイミングが早ければ早いほど良いということです。
なので、普通に夜勉強したならば、朝起きた時点で既に8時間くらい経過してしまっていますで、エビングハウスの忘却曲線的にはちょっと効率が悪いとも言えます。
だから、朝のうちに勉強しておくと日中(仕事中)の空いた時間に軽く復習することができますので、勉強した内容が身につきやすいというわけです。
あなたの生活環境によると思いますが、僕はこの方法にとても効果を感じていますので、最もおすすめです。
移動時間を活用
通勤は車や電車という人が多いと思います。
そして、それなりに移動に時間がかかっていると思います。
片道1時間くらいでしょうか?なかには2時間という人もいらっしゃるかと思います。
その移動時間は何をしていますか?
車なら音楽を聞いたりラジオを聞くとか、電車だとスマホでゲームとかSNS、動画を見たりでしょうか。
その時間。勉強に使わないというのはもったいないですよね。
何を勉強するかにもよりますが、e-ラーニングで学べるようなものなら移動中に視聴できますし、参考書があるならそれを読むことだってできます。
車通勤なんで無理だね。
動画を視聴するなんて難しいし、参考書読むなんてあり得ない。
そうですよね。車通勤の場合は動画で学習はちょっと難しいですよね。
でも、動画とまではいきませんが、車でも工夫次第で勉強可能です。
その工夫とは、
です。
ボイスレコーダーなんて今の時代、スマホに普通にアプリとして搭載されていると思います。
そのボイスレコーダーに覚えたいことなどを録音するのです。
録音の仕方なんかは下記に示すように色々工夫ができます。
いずれにせよ、音声教材を自分で制作するということです。
これなら、車でも電車でもバッチリ勉強できます。
この方法のメリットは移動時間を活用できることの他に、もう一つ大きな利点があります。
それは、音声教材を自分で制作する時点で、もうすでに勉強になっているということです。
どういうことかと言うと、録音する内容の要点を台本にすることも普通に勉強になりますが、それを読み上げて録音する行為がすごいのです。
この録音するという行為は、ちょっとした緊張状態で発声するというアウトプットと、それを聞き直して確認するというインプットをほぼ同時に実行しています。
緊張する場面でプレゼンをしたことのある方はその時のことを思い出してみてください。どんなことをプレゼンしたのか今でもけっこう覚えていませんか?
それと同じです。
音声教材を制作するときのアウトプットとインプットが意外と効果を発揮するのです。
騙されたと思って試してみてください。
驚くほどその効果を体験できますよ!
夕食を見直す
夕食を見直す??
なぜ?
これから述べることは、一人暮らしで自炊している、または、共働きで夫婦とも帰りが遅い人には共感してもらえると思います。
夕食って、けっこう時間がかかると思いませんか?
メニューを考えて→→支度して→→盛り付けて→→食べて→→洗い物して→→片付け、のようにたくさんのことをやらないといけないです。
僕の場合は、全部で2時間くらいかかっています。
この2時間を勉強時間に充てられたら・・・って思いませんか?
そういうときにオススメなのが、宅配食です。
コロナあたりから一気に流行りましたね。
宅配食は本当に助かります。ほとんどの宅配食は電子レンジで「チン」で出来上がります。そしてほとんどの宅配食は後片付けも超簡単です。
夕食を宅配食に変更すると、「食べる」以外のやることをショートカットできます。
あと、普通においしいです。
この手軽さは時間のない社会人が勉強をするうえではとても大きなメリットです。
デメリットは、自炊に比べてコストがかかることですね。
僕の場合はここぞという時にだけ数週間程度、利用するようにしています。
勉強と宅配食って、時間面と精神面でけっこう相性がいいのでオススメです!
洗濯時間を見直す
最後は洗濯です。
家事の中でも、洗濯ってけっこう時間がかかりませんか?
この記事でいうところの洗濯とは、洗って→→干して→→乾かして→→取り入れて→→たたんで→→片付ける、という一連の流れのことを指しています。
一つ一つの作業自体にはそれほど時間はかかりませんが、一連の作業が断続して発生するため、意外と時間をとられてしまいます。
だからと言って、作業と作業の間に勉強するというほどの時間があるわけでもありません。
もちろん洗濯物を乾かしている間はまとまった時間があるとは言えそうですが、おそらくその時間は日中なのでお仕事や他の家事などに充てられているのではないでしょうか。
あと、個人的には乾かしている間というのも「洗濯」という作業は完了していないため、まだ後作業が残っていると思うとちょっとストレスに感じてしまいます。
そこで活用したいのが、コインランドリーです。
ただ、この方法は近くにコインランドリーがないとできないので、限定的な方法になってしまいますが。
方法と言っても、1週間分の洗濯物をコインランドリーで洗濯から乾燥まで一気に完了させてしまうだけです。
コインランドリーでの待ち時間は読書とか、それこそ前述の「移動時間を活用」で紹介した自作の音声教材で勉強するなどして有効活用できます。
よく知られていることですが、ずっと同じ場所で勉強するよりも、時々場所を変えて勉強すると勉強の効率がUPすると言いますのでお得です。
コインランドリーに行くとか、逆に時間を無駄にしているような気がするけど。
確かに、この方法には向き不向きがあると思います。
コインランドリーとの距離感とか、家族構成による洗濯物の量とか・・・。
というか、そもそも、ご自宅に乾燥機があればこの話は全て解決するのですが。
僕は乾燥機が欲しい。
まぁ、最近、街中に新しいコインランドリーが増えていますので、ご自身のライフスタイルと相性が良さそうであれば試してみてください。
僕は、気分転換も兼ねてコインランドリーを時々利用して家事を楽にしながら勉強時間を作っています。
コインランドリーの活用で意外と勉強時間を捻出することができますので、オススメです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
この記事で紹介したすべての方法は、僕が実際に勉強時間を捻出するために実践して効果を感じているものです。
そして、今も続けている方法です。
この記事で述べてきたことで、新しい発見はなかったかもしれませんが、「そんなに言うならちょっとやってみようかな」って思ってもらえたら嬉しいです。
限られた時間の中からなんとか時間を捻出して、一緒に勉強を頑張っていきましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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