こんにちは。しょぼいサラリーマンの豆作(マメサク)です。
みなさんは読書が好きでしょうか。
僕は30歳くらいから読書が好きになりました。読書っていいですよね。
しかし、最近ビジネスで大成功している YouTuber の方の動画なんかでは「読書なんか時間の無駄」「意味がない」というように、読書をバッサリと切り捨てている意見を目にしました。
人それぞれの価値観ですので、だからどうってことではないのですが、ちょっとだけ「えっ?そうなん?意味ないん?」と思って勝手に少し傷付いていました。
そんな中、これまたネット記事で見たんですが、この記事のタイトルの通り、読書をすると「寿命が延びる」、「賢くなる」、「年収が増える」というものを読みました。
その記事を読んで、僕は読書が好きなので「ですよね〜」って、嬉しくなりました。
そこで、今回は読書をすると、
- 「寿命が延びる」
- 「賢くなる」
- 「年収が増える」
以上のことについてちょっと考察して見たいと思います。
よかったら、最後までお付き合いください。
読書をすると「寿命が延びる」
寿命が延びる=健康寿命が延びるという意味で捉えてください。
イェール大学の研究で被験者 3,635人を読書習慣別でグループ分けをして追跡調査を実施したところ、読書をしないグループと読書を週 3時間以上するグループとでは、読書をするグループの方が平均で 2年も寿命が長かったことが判明したそうです。
読書とは文章を読んで意味を理解するための読解力や、情景を思い浮かべるための想像力が必要な作業ですから、当然のことながら脳が活発に活動しています。
このことから、脳の機能低下が抑えられ、結果として健康寿命が延びていると考えられているそうです。
このことはなんとなく直感で理解できますね。
個人的には「小説」を読んでいる時なんかは、現実世界から離れて本の世界に没入しており、日常のストレスから解放されているからなのか、本を読み終えた時に心がスッキリしていることが多いです。
粋な登場人物の生き様や台詞が心に響き、「心が洗われる」なんてこともしょっちゅうです。
このことはきっと共感していただけるのではないでしょうか。
サスペンス系や重いテーマものなんかは、読後スッキリしないこともありますが・・・。
読書をすることで、ストレスから解放されていると感じるということは、健康寿命的には効果ありと言えるのではないでしょうか。
ストレスは本当に身体に毒ですからね。
読書をすると「賢くなる」
読書をすると賢くなるなんて言わずもがな的なところもありますが、読書をすることでインプット面とアウトプット面の両方で賢くなれます。
読書のインプット効果としては、単に知識が増えるということもありますし、読解力や想像力が身につきますが、一番の効果は語彙力が養われることだと思っています。
語彙力が養われると、その言葉の持つ概念を理解することになりますので、より思考が深まります。
この「語彙力が養われて思考が深まる」とはどういう意味かと言いますと、使える「言葉」が増えると何かを考える時に「言葉」の数だけ思考へのアプローチ方法が増えるということです。
つまり、使える「言葉」が増えたぶんだけ色々なことが考えられるようになるということです。僕はこのことが本を読むと「賢くなる」ということに一番影響があると思っています。
読書をすることによるアウトプット効果としては、言葉を使って上手に相手に何かを伝える技術が身に付きます。
本は言葉で何かを伝えようとする媒体ですので、それを読むことで自然と言葉で伝える方法を学んでいます。
カッコよく言うと、本は論理的に書かれているからこそ意味が伝わるものなので、読書を通じて論理的な思考に触れることで、自らも論理的思考ができるようになっていくと言うことです。
論理的思考は教えてもらってできることではなく、経験を積むことでできるようになりますので、読書は論理的思考を学ぶ最高の方法であると言えます。
「この人は上手に説明するな」って感じる人っていませんか?きっとその人はたくさん本を読んでいる人だと思います。
ちなみに、文化庁の調査(2018年)によれば最近の日本人の読書量は減少していると言われています。
1冊も読まないと答えた人= 47.3%
1〜2冊読むと答えた人= 37.6%
3〜4冊読むと答えた人= 8.6%
5〜6冊読むと答えた人= 3.2%
7冊以上読むと答えた人= 3.2%
という結果だったそうです。
ということは、1ヶ月に 3冊以上読めば日本 15%以内の人になれるということですね。
もちろん、本は読んだ量が大切なわけではありませんが、日本の 15%以内に入れるとなると、それだけでちょっと賢くなった気分くらいは味わえるのではないでしょうか。
本を読むと「年収が上がる」
これは最近よく耳にするワードですね。
名だたる実業家の皆さんが、たいへんな読書家であることはわざわざ言うまでもありません。
しかし、読書と年収が比例関係にあることが証明された研究結果は今のところ無いそうです。
それでも、年収の高い人が読書家であることは調査では明らかになっています。
引用:ニュースサイト しらべぇ
なぜ、読書量と年収が比例しているのか考えてみますと、【読書をすると「賢くなる」】で書いた通り、なんのことはない、賢いから年収が高いと言うことなんだと思いました。
語彙力があって、思考が深くて、論理的に物事を考えることができるとなると、普通に能力が高いわけですから、当たり前で年収は比例して高いはずですよね。
しかし、確実に言えることは、読書は「量より質」でありますので、僕のように読書が好きでも「質」に力が注がれていないと(注いでいるつもりなんですけどね)年収は・・・悲。
だから読書の「質」も高めましょう!
お金持ち体質って?
本当のお金持ちって、健康的で心にゆとりがあって知的な人ではないでしょうか。
本当のお金持ちの人に僕は出会ったことがないので、これはあくまで僕の想像であって、希望なのですが。
おそらく、的は射ていると思っています。
そして、ここまで読んでくださった方ならお気づきだと思いますが、読書をすることで本当のお金持ちの条件を全て満たせるということになります。
そんな・・・読書したぐらいで。お金持ちになんか。そんな簡単なはずがない。なんて聞こえてきそうですが・・・笑。
まぁ、確かに世の中そんなに甘くはないですよね。
でも、だからと言って何もしないよりかは読書をした方が良いことは間違いないのですから、せめてお金持ち体質の気分だけでも味わったって良いんじゃないでしょうか。
そしたら、もしかしたら、ひょっとしたら・・・なんてこともあるかも知れませんし。
おわりに
読書は「量より質」であることは、先にも述べましたし世間一般的な常識であると思います。
では読書の「質」を高めるにはどうしたらいいのか?という疑問が出てくると思います。
読書の「質」を高めるには、まず読書方法を学ぶことが大切です。
読書方法なんか学校では教えてくれませんでしたし、大人になってからも誰も教えてくれません。
仕方がないので、読書方法も本から学ぶしか無いですね。
おすすめは【本を読む本】という本です。
いろんな読書方法について書かれた本が出版されていますけど、おそらくみんな元を辿ればこの【本を読む本】に通ずるのではないのでしょうか。
そして読書方法を学んだのなら、あとは練習あるのみです。
「練習あるのみ」これは、読書に限らず全てのことに共通することですよね。
いろいろ書きましたけれど、とにかく読書は「ストレス発散」、「おもしろい」、「ためになる」などが味わえる知的エンターテインメントです。
だから続けられます。
そして読書が習慣になれば、きっと人生に変化が生まれます。
読書を通じて一緒に豊かな人生を送りましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。