こんにちは。浄水ポットにどハマり中のしょぼいサラリーマンの豆作(マメサク)です。
いきなりですが、悲報です。
この記事のタイトル通りですが。もう二度と、ブリタの浄水ポットは買いません。
もちろん。カートリッジも買い足しません。
さて、あなたはもちろん、ブリタの浄水ポットを購入しようと思っている人ですよね?
よかった。
間に合ってよかった。ほんと。購入前にこの記事を開いてもらってよかったです。
ぜひ、実際に購入して使ってみた僕の感想を今後の参考にしてみてください。
この記事は、ブリタ「リクエリ」に否定的な記事になっています。
なので、「リクエリ」の商品説明の記載はありません。
商品説明が気になる方は他の肯定的な記事で確認をお願いします。
それでは、よろしくお願いします。
リクエリの評価を口コミで調べると・・・
Amazonレビューではレビュー数700件以上で、☆4.5です。
高評価の意見としては、
などなど。賞賛の嵐でした。
一応、反対の意見も載せておきますと以下のようなものがありました。
批判的な意見は全体の約3%なので、かなり少数派の意見です。
僕がブリタの「リクエリ」を購入したわけ
僕は、口コミやYouTubeなんかで絶賛されているとういうだけで、ブリタの浄水ポットが欲しくなっちゃいました。
なぜなら、僕は東レのトレビーノ「PT306SV」というものを購入してからというもの、浄水ポットにハマっているということもあって、この「リクエリ」も試したくなったわけです。
トレビーノ「PT306SV」についてのレビューは▼▼こちら▼▼です。
さらに、調べているとAmazonでは「お得ですよ」と言わんばかりにカートリッジが2個ついた「日本正規品」なるものが売られています。
なので、迷わず購入してしまいました。
ん?
日本正規品?
そうじゃないものもあるってこと?
そうなんです。実は濾過カートリッジは日本仕様か並行輸入品かに分かれています。
詳しくは次の項目で説明します。
日本正規品でないと意味がない
ブリタはドイツのメーカーです。そしてブリタは世界展開しています。
なので、ブリタ的にはデフォルトが世界の水道仕様となっています。
そんななか、日本正規品とは日本の水道水を浄水するために専用に製造されたカートリッジを使用しているものを指します。
日本正規品かそうではないかを見分けるには、以下のようにカートリッジの製造国で判断します。
このことはブリタジャパンのホームページに以下のように記載されています。
・浄水能力表示をよくご確認ください。 並行輸入品と日本正規品では浄水能力に大きな差があります。
https://www.brita.co.jp/ニュース/並行輸入品について
ー略ー
・日本で正規品として販売しているポット型浄水器用交換カートリッジは、ブリタの中国工場にて製造されています。ブリタの品質管理は、どの生産拠点でも同一に行われています。
浄水能力を担保している根拠として、日本正規品はJISで決められた検査を15項目について試験を実施して規定値以内になっていることを確認しています。
これに対して日本正規品以外は、検査項目が少なく濾過能力が低いものがあるとのことです。
購入する際には必ず確認してください。
なぜ、僕はもうブリタを購入しないと決めたのか
まず、僕がなぜ、ブリタを購入しないと決めたのか書いておきます。
こんな感じです。
それでは、一つずつ説明していきます。
ブリタというかブリタジャパンが信用できない
僕が購入したのは前述の通り、Amazonでカートリッジが2個ついたブリタジャパンが販売している日本正規品です。
やった!お得に買い物できた!!
って、そりゃあ、嬉しかったですよ。
そして、しげしげとパッケージを見ていたら・・・ものすごい違和感がありました。
それが次の写真です。
あれ?ドイツ製?
日本正規品は中国製のはずだが?
でも、ちゃんと日本正規品の証であるJISの15項目についてクリアしているっぽい書き方だから・・・僕が知らないだけで、ドイツ製でも日本仕様があるのだろう。
この時は、そんな風に思っていました。
当然ですが、同梱されていたカートリッジはドイツ製です。
なにはともあれ、ウキウキしながら決められた手順を踏んでセットアップをして、いざ、試飲です。
!?
コップに口を近づけた時に、しっかりと塩素の匂いがしました。
ん!?
そして違和感が確信に変わりました。
もちろん。飲んでみましたが、やっぱりほぼ水道水でした。
すごく悲しい気持ちになりました。
とても残念です。
一応、ブリタの名誉のために書いておきますが、その後、日本正規品のカートリッジを購入して試したところ、口コミ通りの美味しい水になりました。
ちなみに、水筒のようなものも一緒についた、これまたお得なやつを購入しました(こりていない)。
こちらはちゃんと中国製のカートリッジでした。
なんでこんなことになっているのでしょうか?
ブリタジャパンの人たちはパッケージを制作するときに誰も何も気が付かなかったのでしょうか?
一体品質管理はどうなっているのでしょう。
もう、今は是正されているかも知れませんが。
ちょっと信用できません。
口コミの通り、上部タンクに水が残るのが気になる
次の写真を見てください。
どうやら構造的に、ここに濾過後の水が残ってしまうようです。
おそらく何も問題はないのでしょうが、個人的にはここに溜まっている水がその後も滞留するように思えてしまい、ちょっと衛生的に気になりました。
というのも、残ってしまう水というのは濾過した後の水ですから、塩素が除去されています。
ですから、雑菌が繁殖しやすい環境であると言えます。
濾過スピードが遅い
カタログスペックで記載の濾過スピードは、
ということです。
・・・これ、結構遅いと思いませんか?
単純にコップ一杯の水を濾過するのに1分以上かかってしまうということです。
まぁ、すぐに飲みたいという状態でなければ、別に濾過スピードなんか気にする必要はないと思いますが。
しかし、次のような場合に困ってしまいます。
僕の場合、仕事に冷蔵庫で冷やした濾過水を持っていきますので、濾過水を水筒に入れます。すると濾過水が空になります。本当はその足で朝のコーヒーも淹れたいのですが、ここで濾過待ちの状態になってしまいます。朝の時間は貴重ですから、濾過スピードが遅いとストレスを感じてしまいます。
もっとタンク容量の大きなものにすればよかっただけなんじゃない?
全くもってその通りなのですが、ブリタより先に東レのトレビーノ「PT306SV」というを使っていて、同じくらいのタンク容量なのに濾過時間にストレスがありません。
なので、濾過スピードの「差」を見落としていました。
僕にとっては濾過スピードの遅さは大きなマイナスポイントでした。
カートリッジ交換目安の液晶が逆に使いにくい
カートリッジ交換時期を表示するための液晶はとってもスマートでカッコイイです。
でも、これはお洒落なだけで、使い勝手が決して良いとは言えません。
その理由は、
その理由は、カートリッジの交換目安を150ℓとしており、一日5ℓ使用することを前提にしているからです。
ですので、150ℓ/一日5ℓ=30日(4週間)でカートリッジの交換というわけです。
いやいや。僕の一日の使用量を勝手に決めんなよ!
なんか、こういうユーザーの都合を考えない姿勢が残念です。
別に、そんなサインなんか気にせず、個人で管理して使えばいいだけじゃない?
全くもってその通りなのですが、液晶が点滅しながら「交換ですよ〜」ってずーっとアピールしてくるっていうのは、意外と目障りですよ。
なんだか、この仕様になんらかの意図を感じてしまうのは僕だけでしょうか?
ここまでに書いてきたことが全部ポジティブなことだったならば、この液晶については我慢もできそうなことですが、全部ネガティブなことなので・・・どうしてもマイナス評価になってしまいます。
おわりに
いかがだったでしょうか?
購入を考えている人にとって、そこそこ有益な記事だったのではないでしょうか。
断っておきますが、僕は完全否定しているわけではありません。
カートリッジさえ日本仕様にすれば、普通に美味しいお水が飲めますので、浄水ポッドとしては機能を満足しています。
どうしても「ブリタ」じゃないと嫌だ。という人は迷うことはありませんが、特にこだわりのない人は他の浄水ポットの方が高い満足感を得られるかもしれません。
僕のお気に入り浄水ポットについては▼▼こちら▼▼を参照ください。
このブリタの「リクエリ」を購入してよかったことを最後の最後に紹介して終わりたいと思います。
それは、浄水機能に「海外仕様」と「日本仕様」があるということを知ることができたことです。
しかも、「海外仕様」の浄水項目は1項目のみで遊離残留塩素の除去だけだと知りました。
・・・ここで疑問が湧いてきました。
日本の水道水は世界的にみても安全だという認識なのだが。
なぜ、海外仕様の方が浄水項目が少なくていいのだろう・・・?
日本の水道水って気合いを入れて濾過しないと安全じゃないってこと・・・?
こんなことを考えさせてくれるキッカケを「リクエリ」が与えてくれました。
以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。