【感想】いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。/みんなやりたいことが分からなくて迷っている

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まめさく書店では、僕こと、しょぼいサラリーマンの豆作(マメサク)が読んだ本をただ紹介する自己満足型のブログ書店です。

今回は【いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。】です。

この本はですね、ベストセラーとなっている「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」の続編というか、前作から対象者を仕事をリタイアした人たちにフォーカスして書かれたものです。

この本は「やりたかったこと」を見つけるために、4つのメソッドを12週間続けるワークショップ的な構成となっています。

「リタイアした人が対象?じゃあ、自分は対象じゃないな。」って思った方はちょっと待ってください。

この本を読んでこの記事を書いている僕は30代後半です。もちろんまだ現役で仕事をしています。

僕はこの本を読んで、むしろ、我々現役世代こそ来たるリタイア後の人生の予習として読んだ方が良い本だと思いました。

そして、現役の頃からこの本に書かれているメソッドを実行するべきだと感じました。

著者がこの本で伝えたい「本質」は全年齢どの世代でも共通のことだと思います。

それでは、「ずっとやりたかったこと」をやるための4つのメソッドを簡単に紹介します。

 

モーニング・ページ

正直、この本で示されているメソッドの中でこれが一番重要な行為だと思います。

モーニング・ページとは、毎日その日の朝一番に手書きで思ったことを書くことです。

何を書くかは全くの自由です。

よろこび・楽しみ・怒り・妬み・困っている・悲しみ・・・もう、なんでもかんでも書いてOKです。

論理的に組み立てた一つのトピックを作るようなライティングや日記のようなものではなく、「昨日あんなことを言われて腹が立っている」とか「今日、苦手なお客さんと合わなければならないので憂鬱」とか「これをやってみたら面白いかもしれない」とかを、とにかく書きます。

これは自分と来たるべき一日との間に立ちはだかる精神的なゴミを清掃することが目的です。

これは、気付きの行為であって未来への希望を携えていると著者は言います。

しかし、いざやってみると、これが難しい。

まず、朝に時間を確保することが難しい(早起きが苦手・・・)。

次に何を書いても良い、というのも難しい。

本書では、「何にもとらわれることなく意識の流れを厳密に綴る」とコツを示してくれているけれど・・・なかなかどうしたものか。

きっとモーニング・ページをルーティン化することで、なんらかのブレイクスルーが訪れるのだろうと信じて、僕はこれからも続けてみようと思います。

あなたの未来の秘密は日々のルーティンの中に隠されている

マイク・マードック

知的な人間にとって、ルーティンは大志のサインである

W・H・オーデン

 

アーティスト・デート

アーティスト・デートとは、興味をひくものや魅了するものを探して”遊び”に出かけることです。

そして、それは一週間に1回、一人で実行することが条件です。

新鮮でワクワクできることが肝心です。

カフェでもいいし、ペットショップでもいいし、ジムでも、美術館でも、ゲーセンでもいい、なんでもいい。

とにかく、一人で出かけることです。

一人で出かけると、潜在意識の中に埋もれている興味のあるものが相手の方からコンタクトしてくると言います。

少し、スピリチュアルなことのようですが、シンクロニシティー(意味のある偶然の一致という意味)と呼ばれている現象です。

分かるようで分かりづらい感じがしますね。

アーティスト・デートを続けると、いつか「あっ!?」ってなることが訪れると思っています。

本書では、アーティスト・デートのための10の冒険リストを作成し、その中から必ず一週間に一回いずれかを実行するように説いています。

気になることが他に生まれたなら、それは冒険リストに追加しても良い。

アーティスト・デートは簡単にキャンセルしてはならない。

キャンセルしないために、予めスケジュールに組み込んでおくようにとのことです。

ちょっと想像してみると、街中やお店、美術館など一人で散策(アーティスト・デート)している人って、しっかりと地に足をつけて自分のやりたいことを思うままにやっている心が豊かな人のように思えませんか。

そんな充実した人生を歩みたいと思いました。

 

ソロ・ウォーキング

これは、「散歩」です。

一週間に2回実施する。

これも、一人ですること。

散歩をすることで不安を鎮め、創造性を引き出すきっかけになると著者は言っています。

「散歩」の効果は言わずもがなですね。

 

メモワール

「私の人生はそれほど面白くなかった」とは、リタイアした人がよく言う悲痛なセリフらしいです。

なんだか、僕もそう言ってしまいそうで悲しいです。

本書は、そう言わないためのメソッドなのですが。

このメモワールとは、自分が辿ってきた人生を子細に眺めてみる作業です。

そして、子細に自分の人生を眺めることによって本当にやりたかったことなどを見つける作業です。

ザックリと、自分の人生を12のセクションに分割して、一週間のおわりに一つずつのセクションについて記憶を呼び起こしてみます。

これは、ちょっと難しい作業なので本書が助太刀してくれます。

本書に書かれた質問に答えていくことで、メモワールが完成するようになっています。

ちなみに僕は、このメモワールについてはまだ実施しておりません。

この作業は本腰を入れてやらなければならない気がして、ちょっと躊躇っています。

 

おわりに

この4つのメソッドを12週間続けることで、自分のやりたかったことが見つかる・・・のかどうかはわかりませんが、この4つのメソッドはつまりは自分自身と会話をすることだと思います。

普段、あまり意識的に自分と向き合うようなことがない人(僕)は、どんどん時間だけが過ぎ去ってしまって、本当に「私の人生はそれほど面白くなかった」という悲痛なセリフを発してしまいそうです。

本書に書かれている4つのメソッドを実行すると、少なくとも自分と向き合うことになりますので、ただただ時間が過ぎてしまうなんてことにはならないと思います。

そして、「やりたかったこと」が見つかれば、それをしっかり「やる」ことで将来「私の人生はとても魅力的で面白いものだった」と言いたいですね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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